今年も秋サケは不漁のようです。原因はそして今後は?
秋サケの季節です。鮭を美味しく食べたいと思っていますが、今年も不漁のようです。
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サケの放流数と来遊数及び回帰率の推移(独立行政法人 水産総合研究センター 北海道区水産研究所)
北海道では毎年10億匹、本州では8億匹の稚魚を放流しているようです。
単純回帰率(%)を見ると、20年前頃から概ね4~5%であったが、2008年(H20)から、低下傾向にあるようです。
岩手県にも注目すると、1990年代はバラツキはあるものの3~5%であったが、2000年代に入ると、2%台に減っています。
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○幼魚の餌料環境が生残に影響を与えていると推察された。
○高い回帰率を示した年級が放流された5月の海況は、親潮の南下が強く、かつ岩手県沿岸に接岸する傾向を示しているが、低い回帰率の年級が放流された5月の海況は、親潮の南下が弱い、または接岸傾向が認められなかった。
などが原因ではないかとされているようです。
北海道の秋サケは今後どうなるのでしょうか?
サケ稚魚放流を考える(たきかわ環境フォーラム)有賀望さん(札幌市豊平川さけ科学館)
秋サケ不漁のワケ(STV)