私が最も懸念しているのは、集団的自衛権の問題だ。「集団的自衛権」と「最近流行の国益」が結びつくと、国防軍が地球の果てまで行く事になりかねない。
しかも、こんな内閣に軍隊を持たせたら、なおさらの事だ。
中韓の「脅し」に屈せぬ!と 安倍晋三。靖国参拝は当然の行為・・・批判され痛痒感じぬのはおかしい(薔薇、または陽だまりの猫)
今は誰も安倍首相に物申す事ができない状態だ。いわば裸の王様状態だから、夏の参院選で大勝すれば、間違いなく憲法9条改正に突っ走るだろう。
仮に憲法9条を改正するなら、憲法(硬性憲法)で、しっかり縛りをかけなければならない。
「憲法96改正隠し」の経過
自民党:改憲、参院選公約の柱に 「96条先行」前面に(毎日2013年04月26日)
首相は現行憲法を「占領軍が作った」として改憲に向けてアクセルを踏んでおり、23日の参院予算委員会でも「参院選で堂々と96条改正を掲げて戦うべきだ」と答弁。報道各社の世論調査でも改憲支持が増えていることから、争点化が得策と判断した模様だ。
論戦・憲法:/1 96条、先行改正に懸念 船田元・自民党憲法改正推進本部長代行(毎日新聞 2013年04月30日)
◆1回目の改正を96条だけで先行して大丈夫なのかという心配はある。改正のハードルを下げて、何をどう変えるのかという当然の疑問が国民の間に湧き上がってくるだろう。少なくとも何を改正しようとしているのかを国民に提示することが必要だ。環境権など比較的国民に賛成してもらいやすい改正を96条に抱き合わせて提示するほうが無難だ。96条のみだと、国民投票で反対意見の方が多くなるかもしれないし、投票率も低くなるかもしれない。
−−96条改正原案を参院選前に国会へ提出することは難しいでしょうか。
◆党内や与野党で議論がまとまっておらず、政治的に無理だ。
安倍首相:憲法96条改正、参院選でも自民党公約として掲げたい(ブルームバーグ2013/05/04)
トルコを訪問中の安倍晋三首相は3日午後(日本時間同日夜)の内外記者会見で、憲法改正発議には衆参両院で3分の2以上の賛成を必要としている96条の要件緩和を夏の参院選で自民党の公約に掲げるとともに、同問題で日本維新の会、みんなの党にも協力を求めていく考えを示した。
米国が96条改正先行を懸念+自民&維新の一部、みんなも早期改憲に慎重(日本がアブナイ!2013-05-10)
<安倍首相>96条改正時期、慎重に…参院選考慮か(Yahoo Japan 5月10日)
安倍晋三首相は10日、フジテレビの番組に出演し、憲法改正の発議要件を定めた96条の見直しについて「無理にやろうとすれば元も子もない。国民的議論が高まっているかといえば、そうではない」と述べ…「国民投票で過半数をとらないと意味がない。最初の改正はある意味、慎重にやらなければいけない」と指摘。国会が96条改正を発議しても、国民投票で否決されれば、その後の改憲論議は難しくなるという懸念をにじませた。