まだまだ楽しめる秋の草花 萩の里自然公園(萩の里自然公園お知らせブログ)
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まだまだ秋の草花を楽しめます。
まだ見られる萩の里の紫色キク
エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)が咲き続けています。
ユウゼンギク(友禅菊)
ネバリノギク(粘野菊)
(ユウゼンギク・ネバリノギクはどちらも北アメリカ原産の帰化植物ではあるがオオアワダチソウを引抜くと、殺風景になるので残しました)
白い秋のキク
エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)
シラヤマギク(白山菊)
黄色いキク科
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
ハンゴンソウ(反魂草)
ヤクシソウ(薬師草)
昨年及び今年オオアワダチソウに占有されていた場所は、一年草である、イヌタデ・アキノウナギツカミ・ナギナタコウジュが畑のように生えた。
イヌタデ(犬蓼・赤まんま)タデ科 実
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴) タデ科 実
アイヌ民族はお茶や薬として利用したというナギナタコウジュ(長刀香需)シソ科
オオアワダチソウを引抜いた所にエゾリンドウ(蝦夷竜胆)が一輪咲きました。
今年は刈取りを控え、或いは注意して刈取りした事もあり、アケボノソウ(曙草)がたくさん見られました。まだ咲いているところもあります。
アケボノソウ(曙草)リンドウ科 2年草 小さな点が星、黄緑の大きな点が月だそうです。夜明けの空に見えるでしょうか。
林縁ではツルニンジン(蔓人参)がまだ咲いています。公園の内部で見たのは初めてです。
セリ科のオオバセンキュウやミヤマセンキュウもまだ咲いています。
オオバセンキュウ(大葉川弓)
ミヤマセンキュウ(深山川弓)
木々はもうすっかり秋の様子です。
ツタウルシが紅葉し始めました。
カンボク(肝木)が赤い実を沢山つけている。一つ口に入れてみたが独特の酸味がして吐き出した。
アキグミ(秋茱萸)も豊作でした。何度か霜が降りると美味しくなる。
サンショウ(山椒)の実も熟したようです。
ムラサキシキブ(紫式部)の実が色づくのは、10月中頃になると思います。
ミズナラのドングリは本当に不作です。全道的に不作でヒグマの出没が心配されます。