昨日の萩の里自然公園
「山笑う」ってこんな感じか?
カキドウシが芝生の端に広がり咲き誇っています。
シラオイエンレイソウ、オオバナノエンレイソウも咲き始めました。
「エンレイソウ通り」復活の兆しです! もうすぐ開花か?!
台風で木が倒れたり、蔓に絡まれて木が倒れたり、残った木が大きくなったり、私が気付かないだけで森は変化しているのだろう。
ヒカゲスミレに再会。
日陰菫とはいっても日陰の程度によっては生きられないらしい。
10年ほど前は数十株ほど見られたが、毎年周囲の木々が成長して、光が少なくなってきた。
それに合わせるかのように、花を付ける数を減らしながら、光を求めて分布を少ずつ変えてきました。
2年程花を見る事ができませんでしたが、今年は数株がひっそりと花を付けています。
そこから5メートルほど離れた日当りの良い場所では、タチツボスミレがかたまって咲き誇っていました。
いつもの場所には、まだサクラスミレの姿が見えません。こちらも分布域を変えながら数を減らしていました。どうも棲みにくそうです。
植生遷移は避けがたく、数少ない野の草花を毎年おなじ場所で楽しむのは難しいことなのだろう。
もし人が手を加えてでも、その場所に居てもらいたいなら、彼らの生活や好みの環境を知ることから始めるしかないのだろう。
と、最近考えています。
希少種が少ないのは、盗掘もあるかもしれないが、生育できる環境の幅が狭く、
生育できる環境が少なかったり、あるいは失われつつあると言えるかもしれない。