全国に分布するシソ科の多年草 別名(薬草名) 連銭草(れんせんそう)
畑の畦や林縁、草むらなどに生育する。春早くに茎は立ち上がって葉腋に紫色の花を咲かせる。花が終りかける6月頃になると茎は伸び上がってツル状になる。これが地面に接するとそこから根を出しどんどん増えていくようだ。このツル状の茎が隣から垣根を通して侵入してくるとの意味が和名となったという。
4月の末から5月のようす 2007/05/08 萩の里自然公園
萩の里自然公園は、ちょうど彼らの本性を発揮している時です。2013/06/19
先日ある方から、カキドオシのお茶美味しいよ!と教えていただきました。 さっそくチヤレンジしてみました。
作り方
「ほのかに香りほんのり甘い! クマザサ茶の作り方」と同じように、よく洗い水を切り、きざみます。
油気の無い鍋やフライパンなどで、煎ります。こんな感じにしてみました。
煎った状態で20グラムほどになったので、10グラムに分けました。
10グラムを約1リットルの水に入れ、沸騰させその後5分ほど弱火で煮出してみました。できあがり!
ヨモギに似た適度な香りがします。苦みもなく美味しいです。ミルクを落としてみても美味しかった。
残りの10グラムは、煮出したあと冷水で冷やしペットボトルに移し冷蔵庫で冷やしてみました。香りも味も変わりません。麦茶などと同じですいすい飲めます。
エントランス広場 (芝生).の外れの群生地はすでに草として刈り払われたと思いますが、公園の林床は、下刈りの際に配慮いただき写真そのままの状態です。
あまりに増えても公園として問題になるかもしれません。
節度をもつて利用することが、「里山の恵み」のいただき方かなと思う。
カキドオシの効能(薬用植物一覧表)
カキドオシは、胆石にはクマヤナギ(クロウメモドキ科)1日量5~10グラムとカキドオシ4グラムを、1リットルの水で3分の2量まで煎じて、3回に分けて服用します。
腎結石には、カキドオシとウラジロガシを適量混ぜて煎じて服用します。
糖尿病には、カキドオシ、ヤマノイモ、ドクダミと混ぜて煎じて服用します。
たむし、水虫には生葉の絞り汁を湿布または塗布します。
茶剤としては、強壮、かぜ、泌尿器の病気などにお茶と同じように、熱湯を入れて数分してから飲用します。
カキドオシの薬用酒:全草をよく洗い、数日間陰干しして乾燥させます、4倍量のホワイトリカーに漬けて、冷暗所に3ヶ月ていど醸成します。糖尿病、肝臓病、虚弱体質、強壮、神経症などに。
山菜としては、柔らかい葉、花を摘んで、かき揚や天ぷらなどにして食べる。
白老の料理・仕出し専門店「創作一心」には、 カキドオシ(連銭草)と熊笹で作った特製だれに漬け込み、生臭さを抑え
、鮭本来のうま味を引き出しました「鮭ピリカラ」「鮭ぐるぐる巻き」があります。(今知りました今度食べてみたい)
幕の内弁当「白老 味の散歩道」は美味しいですよ。
白老の「山菜料理の店グランマ」の山野草茶にはカキドオシも入っています。
近日中にオオアワダチソウの酢味噌和えに挑戦してみます。
過去の挑戦
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