BSフジ プライムニュース 亀井静香×古賀誠 自民党政治60年と安倍政権
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古賀誠吠える 猫が泣く 政権によって歴史認識が変わるのですか
自民党の現状と歴史 自民党リベラル派の衰退
●官邸というマシーンが指令を出しているわけではない。誰が意思決定をしているんだ。安倍総理は美しい日本を作っていこう、日米関係をできるだけ対等にしようとしている。
ところが、取り巻いている人間は戦争大好き人間、えせ学者、役人のなれの果てだ。そう言う連中が取り囲んでいる。それを官邸主導で褒めるからいかんのだ。
● 一番大きいのが小泉さんが政権を取って毎年靖国神社に参拝して近隣外交が冷え切った状況になってきた。小泉改革という自由主義の経済改革で格差が広がってしまった。それを党内のバネでバランスを取ろうとしてもできなくなってしまった。
●安倍総理の後に福田総理が誕生して、近隣外交を上手くやろうとしたが、衆参ねじれ国会で、福田さんの背景も弱かったこともあり突破できなかった。谷垣さんが与党で総裁継続できなかったことも大きかった。
●2005年の郵政解散が自民党を悪く変えた。執行部が公認権を自分の好きな形で使った。執行部に反旗を翻すと非公認になるのじゃないかという気持ちが議員を委縮させてしまっている。
● 郵政のトラウマは結果としては自民党にとってはマイナスだ。義理人情のない日本の魂に反するようなことの影響は大きかった。強権的なやり方はやってはいけない。
● 選挙制度の変化が反映したのも事実だが、日本人の心情にあっているか。5人区ではなく3人区で2対1の割合だったらいいのではないか。右も左もないという形でやるにはその方がいい。
● 一方で過疎地問題を取り上げながら、一方ではその地域の議員を減らすという。おかしなことだ。
● 小選挙区制は日本に合わない。
憲法改正
● 憲法は最高法規だから国政に携わる人、国民一人一人が常に学習、研究を怠ってはいけない。残すべきものは基本。平和主義、主権在民、基本的人権、これは常に残すという目で学習し研究しなければいけない。急いで議論する必要はない。困っていない。
● 憲法改正になれてくればいいと言う考えで慣らし運転をしようとしている。(「先ずは9条を除いて改正しよう」という動きに対して)
●憲法議論は堂々と9条から行くべきだ。
●法改正のスケジュール。(安倍政権が)マラソンランナーなのか駅伝ランナーなのか、自分一代でするのではないと言うことを示せば国民もじっくり考えられる。
村山談話
●村山談話(1995年8月15日、抜粋)
わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り 戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ 植民地支配と侵略によって 多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に 疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め ここにあらためて痛切な反省の意を表し 心からのお詫びの気持ちを表明いたします。
●これをそのままきっちりと引き継いでもらわないと、これが無くて未来志向はあり得ない。政権によって歴史認識が変わるのですか? 国際社会から孤立しますよ。
●(安倍内閣に対して)言うべきことは言っておかないといけない。安倍さんを支えているのは保守層だから、もっと強くしろと言ってくるかも知れない。そうならないように落としどころを与党として持って行けるようにしなければいけない。
提言
●平和を考える。戦後70年、歴史を学び、歴史を鏡にして、平和を続けられるかを考える。
● 戦争を知っている人、戦争の愚かさを知っている人がいた。本質的な議論になっていない。
●戦争にたいする責任 日本の国は戦争の決着がついていない だから靖国の問題も出てくる。戦争の決着を本気で議論すべきだ。
靖国「日本は太平洋戦争を総括すべき」
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