数年ぶりでヤマジノホトトギスに出会えた。
花の形や花被片花柱の紫の斑など、南国の植物を思わせるエキゾチックな雰囲気さえ見せる花だ。
ヤマジノホトトギス(山路の不如帰) ユリ科 ホトトギス属
花期:8~8月 分布:北海道胆振地方以南、本州、四国、九州
山地の林内に生育する高さ30~80㎝の多年草。茎には下向きの毛がある。葉は卵状長楕円形で、表に濃い色の斑がはいる。
この斑が、ホトトギスの胸の斑に似ているというだがどうでしょう。ホトトギス
先は鋭く尖り基部は茎を抱く。花は茎の先端と葉の付根に付き、径2.5㎝ほど。紫色の斑がある花被片が6枚、雄しべが6本、花柱は3本で紫色の斑がある。
エゾシカが大好きらしく、毎年食べられてしまいここ数年は花を見る事ができなかった。
8月16日 久しぶりに萩の里を歩いた。エゾソカに食べられて今年もダメだと判っていたが、念のために確認した。
茎の先は食べられたが、葉腋からの枝を出し、その先に花芽をつくり見事に2輪の花が咲いていた。別の茎には蕾が。
来年も是非見たいものだ。
6月26日 今年は大いに期待した。
7月7日 見事にきれいに食べられてしまった。
一本杉通りで見たヤマジノホトトギス 2004/08/23 一本杉通りでは今年も姿を見る事はできなかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます