白老の自然情報

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ヤマジノホトトギス(山路の不如帰)ユリ科

2015-08-17 17:59:30 | 植物(草本)の観察

数年ぶりでヤマジノホトトギスに出会えた。

花の形や花被片花柱の紫の斑など、南国の植物を思わせるエキゾチックな雰囲気さえ見せる花だ。

 

 

ヤマジノホトトギス(山路の不如帰) ユリ科 ホトトギス属

 花期:8~8月 分布:北海道胆振地方以南、本州、四国、九州

 山地の林内に生育する高さ30~80㎝の多年草。茎には下向きの毛がある。葉は卵状長楕円形で、表に濃い色の斑がはいる。

この斑が、ホトトギスの胸の斑に似ているというだがどうでしょう。ホトトギス

先は鋭く尖り基部は茎を抱く。花は茎の先端と葉の付根に付き、径2.5㎝ほど。紫色の斑がある花被片が6枚、雄しべが6本、花柱は3本で紫色の斑がある。

エゾシカが大好きらしく、毎年食べられてしまいここ数年は花を見る事ができなかった。

8月16日 久しぶりに萩の里を歩いた。エゾソカに食べられて今年もダメだと判っていたが、念のために確認した。

茎の先は食べられたが、葉腋からの枝を出し、その先に花芽をつくり見事に2輪の花が咲いていた。別の茎には蕾が。

 

来年も是非見たいものだ。 

6月26日 今年は大いに期待した。

 

7月7日 見事にきれいに食べられてしまった。 

 

一本杉通りで見たヤマジノホトトギス 2004/08/23    一本杉通りでは今年も姿を見る事はできなかった。

 

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