白老の自然情報

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冬芽の観察  冬を楽しく元気に ! 里山散歩

2014-03-16 15:19:57 | 冬の里山を歩く

今日はまた雪が降っています。今年は山の雪が少ないと聞いていましたが、今はどうなのでしょう。 

家の周囲の雪山の高さで見ると、平地では昨年並みの積雪があります。

萩の里自然公園も駐車場からセンターハウスまでの道は、丁寧に除雪されたので、ほぼ融けました。

アスファルトの上に氷がある部分は少ないので、今日の雪もすぐ融けるでしょう。

樹木の冬芽も少しずつ膨らんでいるように見えます。

イタヤカエデ アオダモエゾニワトコ、 ツルアジサイ イワガラミ ノリウツギキハダ、はすでに紹介しました。

駐車場付近で観察できる冬芽(植えた木はまだ大きくなっていないので観察しやすい)

サクラ(多分 エゾヤマザクラ)

葉が入っている芽(葉芽)か花が入っている芽(花芽)なのか区別は難しいようだ。

白老ではこれだけの桜を見ています。

白老のサクラ(桜)(1) エゾヤマザクラ カスミザクラ エゾノウワミズザクラ

白老のサクラ(桜)(2) ミヤマザクラ シウリザクラ

萩の里自然公園では、エゾノウワミズザクラを除く桜を見る事ができます。

キタコブシ(北辛夷・北拳)の葉の芽 (花が入った芽は遥かに大きい)

毛皮のコートで寒さをしのいでいる。

花芽(この場所では見られない)

ヤマモミジ(山紅葉)

 

まだ少しだけ昨年の種が残っていました。

ヤマモミジの花の芽はどこにあるのだろう。見ているようで見ていないモノのだ。

 

こちらは仲間のハウチワカエデ 殆んど見分けがつきませんが、複数の芽鱗で覆われているようだ。

(芽鱗:葉または花になる芽を覆って保護する(鱗)うろこ状の小片)

 

駐車場からセンターハウスの間で、チョツト雪の中に入れば観察できる冬芽 

マユミ(真弓・檀) 初めて良く観察しました。

複数の芽鱗で守られており、ふっくらと可愛い芽だと思いました。種の殻も残っている。

 

 

サンショウ(山椒)

顔に見える部分は去年の葉が取れた痕(葉痕)で、タンコブのように見えるのが冬芽

細かな毛が生えていますが、芽鱗には覆われていない裸芽だそうです。(裸で冬越し!)

葉痕・維管束痕、  維管束

 

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