晩秋の散歩の楽しみの一つは木の実だ。黒もあるが赤い実が多く青い空に美しい。
カンボク、ノイバラ、ワタゲカマツカ、エゾノクロウメモドキは、晩秋のウヨロ川フットパスを歩く に書いた。
キハダの実
アイヌ民族は、風邪や胃腸の薬にもなるこの実をいろいろな根や豆などと一緒に煮て食べたという。
以前に試した事がある。ミカン科なので生のモノはいい香りがしました。
干しブドウ状のモノは苦みが強かった記憶があります。ヒヨドリやツグミが好んで食べるそうだ。
ケヤマウコギ(毛山五加)の実 沢山は生らなかったようだ。
口に含んでみると、苦みと少し甘味もあり薬のような臭いがする。果実酒にする人もあるらしい。
ウコギは、根の皮を剥ぎ乾燥させたものを五加皮(ごかひ)といい薬やウコギ茶やウコギ酒の材料になるという。実については書かれていない。
アキグミ 赤い実で食べて美味しいのはアキグミだ。今年は豊作だった。
しぶみも少なく甘みが強くなり食べ頃だと思う。もう少しすると水分が少なくなる。散歩の終りに食べると実に美味しかった。
キタキツネのご馳走でもあるらしい。
今注目の山の恵み「神ツ実(ガマズミ)」(ガマズミ活用研究会)
ガマズミの名は「神の実」に由来するという。
青森県三戸地方ではその昔、獲物を求めて一日中歩き回るマタギたちが、山中で食べるものがなくなるとガマズミを探し出して口にし、身体を休めたといいます。そのためガマズミは山の神からの授かり物としてマタギたちから大切にされたといわれています。
甘い、しょっぱい、辛い、苦い、酸っぱいという5つの味がすると言われている。食べてみると確かにそんな味がする。
赤い果実は漢方では古くから滋養、強壮やせき止めとして配合されている重要な生薬だそうだ。
チョウセンゴミシ酒の5年物は琥珀色で大変美味しいそうだ。
ムラサキシキブ(紫式部)
スズメやウソが食べるそうです。ほんのり甘いけど、おいしいもんじゃないそうです。
でもまあ試してみます。
萩の里周辺を散歩してる
”木大好き”コスモスです。
”キハダの実” エゾモモンガの好物と偶然知りました 牧場の大木で見ましたよ
”チョウセンゴミシ” 私の図鑑には毒と書いています 果物酒になるのですね。
興味深く読ませて頂きました
またお邪魔させて戴きますね