安倍政権の本質が露呈 加藤官房副長官・萩生田総裁特別補佐 中止させられたもう一つの勉強会

 「若手議員の不始末」で幕引きを図ろうとしている、沖縄侮辱・報道批判の問題は、安倍政権の本質を露呈したものだ。

野党や報道機関は、徹底的に調べて「この政権の実態」を明らかにしてもらいたい。

沖縄はもとより報道機関や世論の抗議や批判の広がりにあわてて、「文化芸術懇話会」代表の自民党青年局長を更迭するという処分することにしたらしい。

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＜自民党＞青年局長更迭へ…勉強会問題、安保審議影響を懸念

 

一部の報道機関以外は何故か報道しないが、この会合には、安倍首相側近の、加藤勝信官房副長官や、萩生田光一・党総裁特別補佐も出席していたという。

産経新聞によると「文化芸術懇話会」という会の名称ではあるが、倍首相支持(首相の無投票再選の機運を高める狙い)で発足したという。安倍政権の広報誌である産経新聞が書くのだから間違いないだろう。詳しくはこちら

さらに、問題の「文化芸術懇話会」と同じ25日開く予定だった、自民党内のリベラル系議員による勉強会が「運営上の都合」で、中止になったという。中止の理由は、党幹部の一人が「分厚い保守政治の会」のメンバーに対し、「安全保障関連法案への審議に影響がある」として法案成立まで会合を開かないよう求めたというのだ。

木原稔青年局長の更迭という、「トカゲの尻尾切り」で幕引きしようという考えらしいが、この会に出席していた、加藤官房副長官・萩生田総裁特別補佐、「リベラル系議員による勉強会」を中止させた「党幹部」を明らかにする必要がある。

この勉強会の講師を務める予定だった小林よしのり氏は「自衛隊を軍隊と位置づけるべきだとの立場から、改憲を主張する保守派の論客」だが、憲法解釈による集団的自衛権行使には反対している。詳しくは⇒小林よしのり氏、勉強会中止の自民に警鐘 「全体主義の空気が蔓延している」

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