何年も姿を見るとこができなかったコシオガマ。2013年秋に伐採した皆伐更新実験地に、2014年(昨年)から生えるようになった。
主として、イネやスゲ、タデ科などの小型の植物と一緒に生えているか、何も生えていない僅かな場所を選んで生えているように見える。大量の太陽光が入るようになったからだろう。萩の里自然公園では、送電線保全のために木を伐採した送電鉄塔の下などにも見られるようになった。1年草だというので、環境が生育に適さなくなるとすぐ消えるかもしれない。
コシオガマは半寄生植物だという。
https://www.brh.co.jp/publication/journal/096/research/2
コシオガマ(小塩竈)ハマウツボ科 1年草 花期:9~10月 分布:北海道、本州、四国、九州
低地~山地の草地や裸地に生える高さ30~60㎝の1年草。全体にやわらかな腺毛が密生している。
葉は対生し、長さ4~7㎝の3角状卵形の羽状複葉で、小葉に不ぞろいな鋸歯がある。
淡紅色の花は枝の上部の葉腋に1個ずつ横向きにつける。花冠は2唇形で、上唇は2裂して下唇は3裂。
自ら光合成しながらイネ科の植物に寄生する半寄生植物だという。
送電鉄塔の下に生えたコシオガマ 9/3 花はまだだった。
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