白老の自然情報

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生物多様性保全の観点から重要度の高い湿地に選定 クッタラ湖

2016-04-29 22:33:15 | そのた

クッタラ湖が「生物多様性保全の観点から重要度の高い湿地」に選定されました。

淡水湖沼

淡水藻類 カタシャジクモの生育地.

爬虫両生類* エゾサンショウウオ幼形成熟型の生息地.(幼形成熟とは,未成熟な形質を残したまま生殖能力の成熟を見る現象のこと.)

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クッタラ湖

支笏洞爺国立公園特別区域にある周囲約8kmの円いカルデラ湖。

摩周湖に次いで透明度の高い美しい湖です。チップ釣りのメッカとしても知られています。

環境庁の2001年度公共用水域水質測定結果で、水質の湖沼部門で 全国1位。

[名前の由来]虎杖浜の・湖「クッタルシ・トー」の意味が有力

クッタラとはアイヌ語で虎杖(イタドリ)の群生地を意味する言葉です。

[誕  生]約4万年前、クッタラ火山の山頂部の陥没によりできたカルデラ湖の説が有力

[湖 面 積]4.7平方キロメートル  国内19位

[湖 容 積]0.491立方キロメートル  国内7位

[湖の標高]257メートル  国内8位

[水  深]最大147メートル・平均104.5メートル  国内4位

[水  質]全国1位(COD=0.7mg) 平成9年度及び10年度

[透 明 度]28.3メートル  国内2位

[肢 節 量]丸に近い度合い 1.5  国内1位

 国内では最も円に近い湖 流出入河川がない。

ザリガニなどが生息しています。

エゾサンショウウオのネオテニー個体群が生息していた湖です。明治42年に放卵されたヒメマスに皆食べられてしまい、ネオテニー個体群は既に絶滅したといわれています

環境省「日本の重要湿地」淡水藻類 絶滅危惧 I 類のカタシャジクモが生育。

2004年の白老町HPより

クッタラ火山(北海道高等学校理科研究会地学部会(研究部地学研究委員会))

 

このブログでの記事↓

静寂のクッタラ湖

静寂のクッタラ湖 続

白老のスプリング・エフェメラル(春植物) カタクリ(片栗)

冬のクッタラ湖

 

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