8月はじめ、萩の里自然公園の中央通りの西側の小散策路を歩いていたら、炭焼き窯跡の傍で、ゴボウのような植物を見つけた。
ゴボウ(牛蒡)キク科 ゴボウ属 多年草 花期:7~9月
原産地:ヨーロッパ~中国 日本へは古い時代に中国から薬用として渡来。 平安時代の文献には既にその名が登場するという。食用にするのは日本だけで中国では薬用のみという。
高さ50㎝から1.5mの多年草。心臓形の厚みのある葉には柄がある。 葉の裏には柔らかい綿毛が密生している。アザミの仲間かと思うほど良く似た赤紫の花(頭花)は球状で4㎝ほど。総苞片は針状で先が鉤状に曲がり、果実(そう果)は衣服や動物付着して運ばれるそうだ。このゴボウは、どのようにして運ばれてきたのだろうか?
昨年ゴボウに似ているが何だろうと思い写真を撮っていたことが分った。PCの中の他の写真を探していて発見した。
これが1年目だったようだ。2014/09/01
萌芽更新実験地に現れたゴボウ。
昨年も同じ2枚葉だけで秋を迎えた。環境が生育に適していなければ、2年目でも1年目とほとんど変わらず成長できないようだ。来年はどうなるのだろう。
尚、ヤマゴボウは有毒植物で、食用のヤマゴボウと呼ばれているものは、モリアザミの根やゴボウの細い根を漬けたものだそうだ。
漬物の「山ごぼう」とヨウシュヤマゴボウ(有毒)(東京都薬用植物園)
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