夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

竹籠を作る後継者がいなくなる?

2011年01月29日 | 手作り
今日はダンスレッスンの日でした。先週は無断で休んでしまい(身体具合が
悪かったのではない)皆に心配された。父ちゃんは今晩町会の研修旅行でいない。
ダンスレッスンのあとお茶して時間が少しあったので帰りがけに図書館へ。
とはいえ閉館30前、あまりたくさんの雑誌に目は通せなかった。以前購読していた
暮らしの手帖」のページに九州の竹籠作りの職人の話が載っていた。
    
竹籠作りのいい仕事しているのに後継者不足で竹籠を作る人がいなくなって
きているそうです。写真のとおりきれいなメテボ(目の荒い籠)が載っていた。

大ちゃんの四街道のおじいちゃんは定年退職後、竹籠作りのサークルに入って
竹籠作りを始めました。我家にもたくさんの籠を作って届けてくれました。
「後継者不足でいろいろな竹籠の作り方を教えてくれるいい職人(先生)さんが
どんどんいなくなってきている」と嘆いていました。

竹細工は竹(真竹)を切ってヒゴにして籠や笊を編む。その過程がとても手が掛かり
売るのにも高くなるので売れ行きが悪いそうです。おまけに外国産の安い品物が
入ってきて竹細工職人としては仕事が立ち行かない。商売にならないという事です。

竹籠作りを楽しんでいる四街道のおじいちゃんに、竹籠の写真を参考にしてもらえたら
と思ってデジカメに納めてきました。大ちゃんのおじいちゃんが作ってくれた
私のお気に入りの竹籠
コメント (6)
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火鉢の火は軟らかい

2011年01月29日 | 我が家の暖房
「春は曙・・・」で始まる清少納言の「枕草子」春夏秋ときて冬はどうか。

「冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、
またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし」

と書いてある。
「冬は朝早いのがいい。雪の降るのも、霜の白さも素敵だし、炭火を熾して
あちこちの部屋にもっていき火鉢に入れるのもいいけど。暖かくなった昼ごろ
白い灰になった火鉢の炭の気配は好きじゃない」

と言っている。なるほど分からないでもない。が・・・火鉢を知らない今時の
若い人に枕草子の「冬」の情景が分かるでしょうか。それはいいとして、

我家は今でも火鉢を使っています。これを聞くと「エコな生活しているね~」と
いわれるかも知れませんが、別にそういうつもりは全く無く薪ストーブの消し炭が
出るから、火鉢(拾い物)もあるし炭を買って火鉢を使うという事になった次第。

清少納言が嫌った昼下がりの白い灰になってきた炭火↑

火鉢に使う火箸灰均し↓火箸は真鍮で模様が彫られている。骨董市で買いました。   
 
いい火箸は骨董市へ行かないと売っていません。

鉄の火消し壺(貰い物)燃え尽きたおき火を入れて消し炭を作ります。
 
昼間はストーブを焚かない我家ですが火鉢に炭が入っていると部屋がほんわか
暖かいのです。
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