1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

介護の現場で

2005年08月07日 | Weblog
老人保健施設に、遠い親戚の伯母を見舞いに行きました。

今まで、病院と施設をいくつか転院してきました。
現在いる施設が、一番設備が整っていてきれいであたたかい雰囲気です。

部屋を訪ねたら、これからおやつの時間ということで、食堂へ移動するところでした。手足が不自由で、自力で起きたり座ったりはできないので、介護士さんが2人で抱きかかえるように、ベッドから車椅子(ハイバックのリクライニングタイプ)に移してくれました。
そういうときも、常に明るく声を掛け続けてくれて、ありがたいなぁと思いました。

おやつは、手作りのさつまいものケーキ。
それも三層になっていて、一番下はサクサクしたビスケット生地、その上に紫芋のムース、その上にバニラムース、一番上にさつまいもを小さく切って甘く煮たものがきれいに飾り付けられていました。これを見ただけでも、この施設が心の通った場所であることがわかります。

食事も自分ではできないので、私が少しづつ口に運びました。
父と私で、たくさん話し掛けながらそばにいると、最初はにこにこ笑っているだけだったのが、いくつか言葉を発してくれました。うれしかった。

2時間ちょっと一緒にいて、一度も私の名前は呼んでくれなかったけれど、遠い記憶がときどきは戻ってきているようでした。

目が合うと純粋な赤ちゃんのようににっこりして、食事を食べさせてもらって、身の回りの世話を全部してもらって・・・。
年を取ると赤ちゃんに戻るというけれど、本当にそうなんだと思いました。

大きく違うのは、赤ちゃんは成長していくけれど、お年寄りはそうではないこと。
だからこそ世話するほうも精神的につらいときがあるんだと思います。

そんな大変な仕事を選んで、笑顔でお年寄りに接してくれている介護士さんたちには本当に頭が下がります。
こういう病院や施設って、いくつか転院した経験上、本当に施設の体質や介護士、看護士の資質に大きな差があるんです。
先月の終わりに慰問演奏に言った施設も、若い介護士さんがたくさんいて、きびきび働いていたのが印象に残っています。
一時はあまり表情がなくなっていた伯母ですが、ここにお世話になってからは笑顔が多くなったようです。
あまり間をあけずに、また行ってみようと思っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レッスン&練習

2005年08月07日 | Weblog
日野のレッスンは2時スタートなので、暑い盛りの時間に家を出ます。ケースが日光を浴びてものすごく熱くなって驚きました。
発表会の写真を持って行ったら、みなさん本当につぶさに観察(?)して反応するのでおもしろかったです。背すじが伸びてると若く見えるとか、足を組んだ方がスマートに見えるとか。

夕方はテスタの練習で、日野から直接高円寺へ向かいました。

以上が、帰りの電車で携帯から送った文章です。
夜の12時を過ぎてしまうと、ブログも当然日付が変わってしまって、左メニューにあるカレンダーに「土曜日の日記は無いもの」として扱われてしまう。
大ざっぱな私ですが、抜ける日があるとなんだか残念なんです。実際は土曜日の気分で書いてるわけだし。
というわけで、12時前にパソコンから送れそうもない日は、携帯で日記を書いてブログに送信します。

昨日も早めに書き終えて安心していたら、友人から「レッスン&練習というメールが届いたけど、他の人宛てのを間違えて送った?」とメールが・・・。
はぁ、私は送り先の指定ミスをしていました。
で、結局日付は変わってしまったんです。

それにしても、携帯で長文は打ちづらい。
やはりキーボードでないと、思っていることがうまく書けません。
携帯で作成した文章は、後でも気に入らないことが多いです。
上のも書き直したいことばかり。
でも、一度UPしたものはなるべく手を入れないようにしてるので、別途こんな言い訳を書いています・・・。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする