1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

吹奏楽コンクール

2005年08月08日 | Weblog
高校Bの神奈川県大会に行ってきました。

中学、高校ともコンクールにはAとBがあります。

簡単に違いを書くと、Aは課題曲と自由曲の2曲を演奏。演奏人数の上限と下限が決まっています。全国大会まであります。

Bは、自由曲のみ演奏。人数制限なし。全国大会は催されず、神奈川県なら県大会の上は東関東大会。ここで終わりです。

一般にはA編成のほうがハイレベルです。人数に余裕のある学校はAB両方にエントリーします。乱暴に言えば、一軍と二軍のようなものかもしれません。もちろん、学校の作戦でBのみエントリーして予選突破を目指すところもあるようです。

娘の学校は両方出ています。でも1年生と上級生の一部はC編成(これは学校内での呼び方。C編成の大会等はありません)なので、ステージには乗っていません。でもせっかくチケットが取れたので、高校生の熱演を聴きに行ってきました。

前置きばかり長くなりました…。

今まで、中学Bの地区大会しか見に行ったことがないので、とにかく演奏レベルの高さに驚きました。
でも、聴いていると結構学校によって力の差があるんです。
吹奏楽には詳しくないけれど、やはりまず音色。そして全体的なまとまり。そのへんに違いが出るようです。

衣装は、学校の制服のところあり、上下黒黒で統一してるところあり、ステージ衣装(お揃いのブレザー)あり。
個人的には黒パンツ+黒シャツがかっこいいと思いました。

一校、とても指揮の先生が目立った学校が・・・。
とても有名らしいです。
シエナのステージで演奏してる姿は数回見たことがありますが、指揮を見るのは初めて。

私の後ろの席の親子(母と小1くらいの息子)の会話がおもしろかったです。

子「今日も、お医者さんみたいな格好かな」
母「あ~、マントね。この前は金色だったよね」
子「そう、金、金。なんでマント着てくるかね?」

マントって何?と思ったら、イメージとしてはベルサイユのばらのオスカルのような衣装の先生を発見。
いやー、すごかったです。白でした。髪はとても明るい茶で後ろ髪が長い。
「王子と呼べ」
とは言ってないと思いますが、ちょっとそんな雰囲気でした。ふふ。
演奏はとてもよかったです。

コンクールは、審査員数人の採点の合計点で、金賞、銀賞、銅賞が決まります。
金賞というと最高得点の1校だけのようですが、基準点を超えていれば何校でも金賞です。
金賞校の中から県代表が決まります。

地区予選では、点数の高い順に代表校が選ばれます。
でも、県大会では違うんです。

Aで県大会に出場している学校は、B大会でたとえ最高得点をとっても県代表(東関東大会へ出場できる権利)には推薦されないんです。

これが納得いかない。

実力順にするべきです。
AはA、BはBで関連性を無くせばいいのに。
実際の順位が低い学校を県の代表とするなんて、どうもなぁ。

最後は愚痴になってしまいましたが、厳しい練習を耐え抜いて作り上げた音楽は、どれも心を打つものでした。何しろ、気合と気持ちがこもっている。いいな、高校生。

マンドリンも高校のフェスティバルがあるようですが(見に行ったことがありません)、参加校数もシステムもぜんぜん違うんでしょうね。
地区大会、県大会、地方大会、全国大会、とあったらおもしろそうなのに。

コメント (8)
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