1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

実にみにくい鳥です

2016年03月23日 | Weblog
昨日の朗読サロン発表会のことを書きます。
1月から通っていた「朗読サロン~響きあう語りと音楽~」、3ヶ月のコースだったので6回目のレッスンが発表会でした。
内容はこちらをご覧ください。


タイトルは、宮沢賢治の「よだかの星」の冒頭です。
名前は知っていたけれど読んだことがなかった作品でした。
いきなりガツンと「みにくい」と言い切っている。
そのあとの鷹とのやり取りも、まったくもって散々としか言いようがありません。
童話なんですよね・・・。子供が読んで、重すぎないのかしら。

それを5人の生徒で順に朗読しました。
途中ライアーの生演奏が入り、より一層深い味わいになりました。

最後の講師朗読は、この「告別」のためにライアーの先生が作曲したオリジナルの音楽と、秋山先生の美しい朗読でした。
この詩は初めて知りました。
ドキッとする内容です。
特にこことか。

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なぜならおれは
すこしぐらいの仕事ができて
そいつに腰をかけてるような
そんな多数をいちばんいやにおもうのだ
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最後もいいですね。
抜粋するのは前後がわからなくてよくないことか。


ライアーがとても素敵で、終演後持たせていただきました。

やたら目が眠そうなので、小さな画像で。
眼瞼下垂かしら。
小さいけれど(でもこちらは大きいほう)とても深い音が響くんですよ。
楽器を伝わって振動が伝わるのも、体にいい影響があるそうです。

マンドリンも体に触れているから、何かいい影響があるはず・・・?
コメント (2)
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