1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

プロ目線

2007年08月21日 | Weblog
いやー、私のことではありません。

ちょっと調べ事をしていて、たまたま見つけたブログにおもしろい(?)ことが書いてあったので。

吹奏楽の演奏会の一部分でイベント的に(有名なところではシエナウインドオーケストラかな)、学生やアマチュア演奏家をステージに乗せて、一緒に演奏するというのを見たことがあります。

こういうの、弦楽の人には信じられないようなことだとか。
専門の教育を受けた人と、愛好家の人(うーん、でもこの括りって?)とでは、果てしなく差があるらしい。
だから、一緒に弾くなどとても考えられないそうです。

で、ブログの話に戻りますが、作者は元プロオケメンバー(弦楽器奏者)だそうです。
で、アマチュアオケのお手伝いをするようになった、と。
でも、行ってみたらあまりの程度の低さに驚くことばかりだ、と。


・アマチュアの人は少しでも上手くなろうと思う以上に、皆で集まって音を出し、お茶をするのが楽しい

・音楽的充足感や音楽の純粋な喜びから遠くても満足していられるということに、驚きと同時にわびしさを感じる


うーん、こういうことはどこに行っても確かにあります。
みんなで集まって演奏をするのは楽しいですもんね。
確かに、お茶(いや、飲み)も楽しみだけど、それは一応二次的なものだしー。
その人から見れば充足感とは程遠いんでしょうが、弾いている人たちは、小さな進歩に喜びを見出していると思います。

何を書きたかったんだったかな。

なんだか今日似たようなことがありまして、ちょっとおもしろくなかったんです。
こっちは一所懸命やってるのに、と。

あぁ、さっぱりまとまりません。
いつも、楽しいこと、ちょっとうれしかったこと、などを書きたいのに、そうもいかないこともあります。

そうそう、今日はとてもおいしい夕食を食べました。
暑いし何か作るのも面倒だな、と思っていたんですが、息子が食欲旺盛なので、それに助けられて献立を考えました。
買い物も行ってくれたので助かりました。
こんな風に、家族がいることできちんと食事ができるんだな、と改めて思いました。

小学生の作文風だなぁ
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お休みの間に

2007年08月20日 | Weblog
例年、マードレは8月は夏休み。
でも、今年は演奏会を控えているので、月3回練習があります。
やらないと、どんどん忘れてしまいますからねー。

今日の練習では、旅行のお土産をたくさんいただきました。
イギリス、ドイツ、アメリカ・・・
みなさん、いいなぁ。
私はもうずいぶん長いこと飛行機に乗ってません。

ドイツの講習会に参加したメンバーから、現地での練習の様子をいろいろ聞かせてもらいました。
ドイツの先生はとても優しく、わかりやすく曲想など教えてくれたとか。
ピッキングの時のピックの当て方(弦に当たった後の手の向き?)を特に注意されたそうです。
今度の練習のとき、基礎練習のやり方を教えてもらって、みんなでやってみようと思います。


あぁ、鼻風邪かしらー・・・
ティッシュが手放せません。
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全身で聞こう

2007年08月19日 | Weblog
合奏の練習で、指揮者が話をしている間、音を出してる人って必ずいますね。
チューニングは別として(これもできるだけ小さい音で手早く済ませてほしい)、難しい箇所をさらうとか、悪い習慣だと思います。
他のパートについての話でも、知らん顔をしないで聞いておくべきですね。一緒に同じ曲を演奏するんですから、無関係ということはないはず。

一生懸命説明しているのにメンバーが顔をあげないと、本当に理解してもらえてるのか不安になるものです。
まず全身で聞いて(表情からも伝わることはあるので)、それから譜面に書き込むなり質問するなり、そうしたらいいと思うんです。

これはいつどこにいっても、思うことです。
でも、大人ばかりの集まりの中でこういうことって改めて言いにくい。
OB会でなら言えるかな。

偲ぶ会(OB演奏会)もいよいよ近づき、かなり仕上がってきました。
正直、ここまで弾けるようになるとは思わなかったです。
ブランクの長い人が多いので、始めるまでは(いや、その後も)不安が大きかった。
みんなのがんばりには、本当に驚きました。

気分を良くして、練習後は「プレ決起集会」へ。
1回目の決起集会はとっくに済ませましたが、本番が近づいたので、改めてやろう、と。
今日はとりあえず行ける人だけで決起。
学生時代を共に過ごした仲間というのは、何年経ってもいいものです。
楽しかった。

うれしかったのは、ギターの先輩が、この練習に参加してマンドリンが好きになったと言ってくれたことです。
現役時代、実はマンドリンが好きじゃなかったそうです。
大きくかき鳴らしたトレモロの音が嫌いだった、と。
そういう認識を変えてもらえて、よかったです。

今回の突然の演奏会の呼びかけに賛同して集まったOB、参加を決めた理由はそれぞれのようです。
今でも活動を続けている人はごく自然の流れですが、現役時代に悔いが残った人、当時が懐かしくてもう一度弾きたくなった人・・・。
ちょっと意外な人がたくさんのOBに声かけをしてくれたり、この演奏会のために楽器を買ったり、そんなみんなの力を結集して、演奏ができることがとてもうれしいです。

でもなにより、最大の力は、亡くなった高橋勝司先生。
音楽を愛する気持ちは、先生が私たちに残してくださった大きな財産なんです。
という話を、今日の帰りの電車で先輩としていて、なんだかもう泣きそうになってしまった。

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決起集会

2007年08月18日 | Weblog
私が参加しているアメデオというオケは、演奏会が終わると約半年間はオフシーズンです。
そんなわけで、次回演奏会に向けての練習が始まる少し前に「決起集会」というイベントがあります。

昨年はライブスペースのある店だったので、隠し芸(?)やグループ演奏もありました。
今回は、ゴージャスで広いレストラン。
指揮者と各パートトップのスピーチのほかは、自由にのんびりと食事と会話を楽しみました。
こういう年齢になって、こんな風に集まる仲間がいるというのはいいものです。

アメデオにもやっと慣れてきた感じです。
何しろ人数が多いので、メンバーの顔や名前がなかなか一致しなかったんですが、どうやらぼちぼちと。
9月からの練習が楽しみです。
その前にギターのリハビリをしないと・・・

昼間は、川口に演奏会を聴きに行きました。
ちょうど開場時間に到着したら、入り口前は長蛇の列。
出演者は11人しかいないのに、ものすごい集客力です。
うらやましい。

あれだけのボリュームの演奏会を毎年しているというのも驚きです。
練習量も相当なものと思います。
難しそうな曲がいくつもありました。

編成は、マンドリン4、ドラ2、マンドチェロ1、ギター3、ベース1。
全員違う譜面なんだそうです。
1人1パート。
こういうの、いいですね。
そして、ベースが入っているのはやはりいいなと思いました。
ギターの音色がとてもよく響いてきれいでした。

人数的にも年齢層もマードレと近いので、いろいろ参考になりました。
マードレのような選曲は、なかなか一般のお客様には受けないかな、とも・・・。

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こんな人に、私はなりたい

2007年08月17日 | Weblog
遠くに現れた段階で
ああ、とその存在感に心がフックし、
言葉を交わせば思わず納得し、
しかもその涼しいまなざしに
その人の生きてきた
清しさと真剣さが現れていて、
ふっと見せる笑顔に
思わず心を許しそうになり、
別れた後しばらく、
爽やかな気分がまとわりつき、
わずかな出会いの時間を
何度も思い返したくなるような、人


美容院に行ったときに読む雑誌がSTORYです。
年代的には合っているけれど、生活レベルがちょいと(いや、だいぶ)違うので(でも、前にうっかり買ってしまったPreciousほどはかけ離れてない)、買ってまで読もうとは思わない・・・そんな雑誌。
美容院にはだいたい月1で行くので、ちょうどいいです。

冒頭に書いたのは、そこで読んだ一文。

「凛凛な女」というのがテーマでした。(8月号)
この言葉はあまり気に入りませんが、それは置いておいて。
あなたの考える「凛凛な女」とは、という問いに何人かの著名人が答えていました。
ありきたりな答えの中で、唯一光っていたのが、この、辻仁成さんの文章でした。

こういうの、さらりと書けるんだろうなぁ。
イメージとしては、やはり中山美穂さんが浮かびます。

こういう人になれたら・・・
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仕入れ

2007年08月16日 | Weblog
今日は一段と暑かったですねー。
電車の中で、赤ちゃんが「火の付いたように」という表現がぴったりなくらい泣いていました。私からは見えない場所でしたが、あれだけ泣いたら、全身より一層暑くなるだろうなぁ。
泣き声からすると生後3ヶ月未満の感じでした。
猛暑の中、小さい赤ちゃんを連れて歩くには、やむをえない事情があるんでしょう・・・。
それにしても気の毒でした。

大人になると、大声をあげて泣くということは滅多にないですね。
先日、子供の学校関係の知り合いが、「声を出してわんわん泣いたらすごくすっきりした」と言っていました。
同居しているお姑さんのこと、持病のあるお子さんのこと、いつも無関心なご主人のこと、多忙を極める仕事のこと・・・
とてもいろいろなことを抱えている人でした。
表面的にはわからなくても、人にはさまざまな事情があるものなんだ、と改めて思いました。

今日は、レッスンというより、「仕入れ」に行ったようなものでした。
オデルの教則本、2巻まではどこでも売っているんですが、3巻・4巻の単独のものは手に入りません。(3・4をまとめて1冊にしたものは市販されてます)
オデルの3巻にあがる生徒さんが3人いるので、先生のお宅でわけていただきました。
それとOB会用の弦たくさん。

先生からドイツ講習会のお話を伺い、基礎練に時間をかけることが大切であること、根本的にはドイツも日本も弾き方は変わらないこと(と言い切っていいのかしらん)、講習中のあれこれ・・・を教えていただきました。
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冷えピタ親子

2007年08月15日 | Weblog
あまりの暑さに、昼間、冷えピタを貼って過ごしました。
もちろん家の中だけです。
劇的な効果でもないけれど、気休めにはなります。
全身に貼ったら結構効果あるかも。

明日はひさしぶりに高円寺でレッスンです。
先生はお忙しそうだし、休んだほうがいいかしら、と思いつつ、お話を伺いに行く予定です。

出かけた帰りの電車で、アメデオのメンバーにばったり。
私は私用ですが、彼女は仕事が忙しく、毎日こんな時間(結構遅い)の電車で帰宅するそうです。
年齢的にも重要な役割を果たしているんだろうなぁ。
なんて立派な・・・。
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血のつながり

2007年08月14日 | Weblog
血といえば吸血鬼。
吸血鬼といえば映画BLOOD
本当に恐ろしいです。私はこういう映画は苦手。
と言いながらリンクしてしまいました。ストーリーはおもしろそうなんだけどなぁ。あまりにもスプラッタです。

えーと、そうではなくて、「血のつながり」は甥のことです。
長期休みの恒例行事として、姉の息子が泊まりに来てました。
前は1週間くらいいたんですが、我が子も甥も塾や部活で忙しく、今回は3泊4日でした。

息子は中3、甥は中1。
背は高くなり、声は低くなった二人ですが、一緒にいれば小さい頃と同じように仲良くしています。
見ていてとても微笑ましい。

甥はジャニーズ系のかっこよさです。
姉と私は双子と間違えられるほど似てるのに、息子同士は似ていない~。
まぁそれはともかく、姉の子供というのは私にとって特別な存在です。
理屈ではない何かを感じます。
それが血のつながりってことなのかな。

お盆の帰省ラッシュをテレビなどで見ると、ご苦労様なことだと思いますが、やはりあれこそ血のつながりの成せる業ですね。
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楽器のほかに?

2007年08月13日 | Weblog
お盆でしかも暑い中、グループレッスンでした。
「都会育ちでお盆は関係ない」方が多く、全員出席。

グループレッスンもお付き合いが長くなると、少しづつ生徒さんの背景がわかってきます。
特別な技能を持った方が多いんです。
太極拳や、競技ダンス・・・
大得意なことがあって、なお、別のジャンル(この場合マンドリン)にチャレンジするなんて。

私なんて楽器のほかに何かあるかしら。
いや、楽器だってまだまだだし。

生徒さんが今日家庭菜園で収穫した、立派なゴーヤをいただきました。
私は何も生産していないなぁ。

暑さのせいか、自分のダメダメさに気が滅入ります・・・
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大野和士 オペラ・レクチャーコンサート

2007年08月12日 | Weblog
去年に引き続き、大野さんのレクチャーコンサートに行ってきました。

神奈川県立音楽堂

大野和士の
オペラレクチャーコンサート
テーマは《愛の二重唱》!

ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より
第1幕「裏切られた父の眠る墓で」

プッチーニ『トスカ』より
第1幕「マーリオ!~ああ、あの眼」

バーンスタイン『ウェストサイド物語』より
第1幕「トゥナイト」

ワーグナー『さまよえるオランダ人』より
第2幕「遥かに過ぎ去った時代からのように」

プッチーニ『蝶々婦人』より
第1幕「夜になった・・・」

ソプラノ
緑川まり
平井香織
森岡紘子

テノール
志田雄啓
樋口達哉

バリトン
泉 良平


先日のオペラシティと同様、今日も客席は人でいっぱいでした。
大野さんがピアノを弾き、歌の合間に解説をする、という形式。
前回も思ったんですが、大野さんはハンドマイクを使うので、とても大忙しです。
しゃべって、マイクを置いて、ピアノを弾いて、譜面をめくって、時には指揮をし、またマイクを持って・・・。
ピアノ弾き語りの人のようにマイクをセッティングするか、ミュージカルの人のように小さいマイクを頭に装着したらどうだろう。胸元のピンマイクでもいいと思いますが。

そんな不自由はものともせず、大野さんは大いに語り、舞台を動き回ってアクションもし、サービス精神旺盛です。
素人には難解なオペラも、大野さんの解説があるととても興味深く身近に感じることができます。
オーケストラの部分がヒロインの気持ちを表現しているところとか、他の部分で使われたテーマが形を変えてまた出てくるところとか。

一番おもしろかったのは「トスカ」かな。
逆にちょっと退屈だったのは「オランダ人」。
「ウェストサイド物語」は、ジャズの音が加えられていることによって、「自分ではどうすることもできない運命」を表しているそうです。

それにしても、声楽の方というのは大変ですね。
歌がうまいだけでなく、イタリア語、ドイツ語、そして演技までこなすんですから~。
それにオペラの場合は容姿(体型)も重要だろうと思います。
はかなげな役を重量級の方が演じるのはイメージ違うでしょうし。
絶世の美女、色男、という役なら、やはり観客が納得するような外見でなければ。

大野さんはサービス精神旺盛で、あれもこれも言いたい、聞いてほしい、歌が素晴らしかったからここからもう一度・・・という具合で、最終的には終演時間が予定より40分も延びました。
予測不可能な方なんですね、きっと。
舞台袖ではスタッフがハラハラしていたかもしれません。

それにしてもオペラの中の男女というのは、好きになったり裏切ったり、もう生きるか死ぬかの大騒ぎなんですね。
そうじゃなければ、物語にならないのかもしれないけれど・・・

トスカはものすごーく嫉妬深くて「面倒くさい」女のようですが、カヴァラドッシはそんなところにもメロメロなんだからなぁ。
恋愛とは、そういうものなのかもしれません。


今日は7800歩。
昨日は7200歩。

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