膝を叩いたり、首を傾げたり、あるいは感心しながらも時々突っ込みを入れてみたりと読書にもいろいろある。
一冊目は図書館でパラパラとめくってみて、はてと首を傾げる漢字ばかりが沢山出てきて興味を覚えたもの。
「大人の漢字力大全」話題の達人倶楽部(編)2013青春出版社
いまだ読んでいる最中なのだが、ステップ1「読めないと恥をかく小学校で習う漢字」から既に首を捻るありさま。
一段落(いちだんらく〇・ひとだんらくは×)とか、動(やや)もするととか、直向き(ひたむき)とか、三和土(たたき)とか、太太しい(ふてぶて)とか、好事家(こうずか)とか、この他にも濁点が着く読みだのと結構ややこしい線を突いてくる。
ステップ3「出来る大人が確実におさえている漢字 ハイレベル編」だと、半分くらいは当てずっぽうで読む始末。
齷齪(あくせく)、剽窃(ひょうせつ)、韜晦(とうかい)、穿鑿(せんさく)、使嗾(しそう)、香奠(こうでん)などなど、ちゃんと通用する他の漢字もあるのにわざわざ難しい漢字を出してくる。
例えば「香奠」など「香典」が普通だし、わざわざ難しい漢字にしてあなたは出来ない大人だと言われているような気もする。
それに、小学生が習う漢字を掌握していないので何とも言えないが、これが小学校で習う漢字なら恐るべしである。
この本を全部読み終えたとき、再び最初のページに戻ってみてどの程度頭に残っているだろうか。
楽しみではある。
さて、次は「黛まどか」の句について。
「その瞬間」創作の現場 ひらめきの時 黛まどか(著)角川学芸出版
どんな時に俳句はひらめくか?との問いに「締め切り直前」と答えて失望させた、で始まる書き出しについ手にとった一冊。
芭蕉だって「奥の細道」では松島の絶景を前に一句も詠めなかったとおっしゃる。
俳句とは感動の編集、眼前のものを表現するにはどの瞬間を切り取るのが最も相応しいか自分の過去と未来とが出会った瞬間俳句は生まれるという。
写生であったとしても、感動の編集という点では同じである、と述べている。
そう言われれば絵でも、写真でも感動の瞬間を切り取った形そのものだ。
俳句を紹介して、その句が生まれた瞬間を解説している本である。
私が一番気に入ったのは、「ひらめくのは締め切り直前」というところで、ついポンと膝を叩いてしまった。
さて、明日は6月の句会だ。
締め切りは限りなく直前に迫っているが・・・・。
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一冊目は図書館でパラパラとめくってみて、はてと首を傾げる漢字ばかりが沢山出てきて興味を覚えたもの。
「大人の漢字力大全」話題の達人倶楽部(編)2013青春出版社
いまだ読んでいる最中なのだが、ステップ1「読めないと恥をかく小学校で習う漢字」から既に首を捻るありさま。
一段落(いちだんらく〇・ひとだんらくは×)とか、動(やや)もするととか、直向き(ひたむき)とか、三和土(たたき)とか、太太しい(ふてぶて)とか、好事家(こうずか)とか、この他にも濁点が着く読みだのと結構ややこしい線を突いてくる。
ステップ3「出来る大人が確実におさえている漢字 ハイレベル編」だと、半分くらいは当てずっぽうで読む始末。
齷齪(あくせく)、剽窃(ひょうせつ)、韜晦(とうかい)、穿鑿(せんさく)、使嗾(しそう)、香奠(こうでん)などなど、ちゃんと通用する他の漢字もあるのにわざわざ難しい漢字を出してくる。
例えば「香奠」など「香典」が普通だし、わざわざ難しい漢字にしてあなたは出来ない大人だと言われているような気もする。
それに、小学生が習う漢字を掌握していないので何とも言えないが、これが小学校で習う漢字なら恐るべしである。
この本を全部読み終えたとき、再び最初のページに戻ってみてどの程度頭に残っているだろうか。
楽しみではある。
さて、次は「黛まどか」の句について。
「その瞬間」創作の現場 ひらめきの時 黛まどか(著)角川学芸出版
どんな時に俳句はひらめくか?との問いに「締め切り直前」と答えて失望させた、で始まる書き出しについ手にとった一冊。
芭蕉だって「奥の細道」では松島の絶景を前に一句も詠めなかったとおっしゃる。
俳句とは感動の編集、眼前のものを表現するにはどの瞬間を切り取るのが最も相応しいか自分の過去と未来とが出会った瞬間俳句は生まれるという。
写生であったとしても、感動の編集という点では同じである、と述べている。
そう言われれば絵でも、写真でも感動の瞬間を切り取った形そのものだ。
俳句を紹介して、その句が生まれた瞬間を解説している本である。
私が一番気に入ったのは、「ひらめくのは締め切り直前」というところで、ついポンと膝を叩いてしまった。
さて、明日は6月の句会だ。
締め切りは限りなく直前に迫っているが・・・・。
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