ナイター設備もすっかり撤去され、誰も使わなくなった野球専用の町民グランドは地震以来荒れ放題になっている。
「夏草や兵どもが夢の跡」という芭蕉の句を直ぐに思い出してしまった。
殆ど毎日誰かがいるのが普通だったし、今のシーズンは早起き野球だのナイターだので元気な声が響いていたので、その落差の大きさは古戦場を見る思いがする。
直ぐ横を流れる「秋津川」も夏草が茫々と茂って、川を覆い尽くさんばかり。
こちらも夏草の句がピッタリのような風景がつづいている。
梅雨の型もいろいろあるようだが、集中豪雨的な降り方がいちばん困る。
流域の距離は短いが市街地の水も合わせて一気に増水し、嘘のように収まる都市河川のパターンがそのまま当てはまる。
例年だとシトシトだらだら長い梅雨は嫌だったが、今年は洪水よりましなのでシトシトも我慢したい。
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