通常第一日曜は、月例の句会の日で13時半に開始される。
ところが今回は、年に一度の吟社の総会があって午前の10時から始まった。
会場は、総会・句会ともに市民会館。
(会場の市民会館)
車で出かけたのだが、日曜日で比較的道路が空いていてスイスイ。
とても寒い朝で、信号待ちの皆さんの背中も心なしか丸い。
(葉桜になったヒマラヤ桜)
数輪が開いていたが、もう花は終わって葉桜になっていた。
ちょっとここで疑問が湧いたのだが、この桜にサクランボは成るのだろうか。
確かめたことがないので、次の3月の句会ではよく見ておこう。
総会は、ひょんな経緯から私が議長で進めることになり、ケセラセラ方式を採用して何とかクリアー。
最大の話題は会勢の増大策で、これはどこの趣味の会でも問題になる。
妙案がないところも共通している。
ま、ぼちぼち知恵を絞ることにして・・。
審議が終わって句会まで1時間半くらい時間があったので、昼食とブラブラで熊本城へ。
(城彩苑)
流石に人出は少ない。
中にはアイスクリームを食べながら歩いている強く逞しい子供も。
軽い食事をした後、ウオーキングを兼ねて城内をブラブラ。
(城彩苑方向から熊本城)
(加藤神社方向から熊本城)
このアングルは中々のものだが、手前の宇土櫓はやがて解体されて修復が始まる予定。
櫓といっても、普通のお城の天守閣の風情がある。
築城当時からのモノなので地震で中はガタガタ、高い石垣も問題が発生しているので修復には時間が掛かりそう。
よって、記念にパチリ。
(戌亥櫓)
戌亥の方向にあるので戌亥櫓と命名。
角石だけで、支えられている一本足打法の櫓も修復工事が始まった。
(馬具櫓)
コレも角石一本足で持ち堪えた櫓。
この他、殆どの櫓は修復が必要な状況で、すでに工事が始まっているものも多い。
(未申櫓)
珍しく健在な姿で残された櫓。
ただ、この櫓の西側の堀に繋がる一連の石垣は、ほぼ崩落し無残な姿に・・。
石垣を含めた修復完了見込みは、18年後くらいという話。
長期に亘るので、城内の展示方法は経路を指定し、橋を架けたり空中回廊を設置したりして修復途上も見て貰うことに。
私も相方も、一口城主で尚且つ復興城主なので、時々は登城して確認させて貰っている。
天守閣にも登れるようになったらしいので、季節とコロナの状況を見て訪れてみたい。
ウロウロの成果があって、7000歩以上になったので句会に参加のため市民会館へ戻る。
句会の方は、結構な賑わいで楽しい一時だった。
没になった駄句を2つ。
「寒々と地下道を行くマスク声」「身の内に己を狙うテロリスト」
でも、地賞も1句あった。
「血糖値隠して飲んだ祝い酒」・・・しろ猫
3名の選者が、全員欠席で急遽3名が交代しての選者。
アクシデントに驚かないのが当吟社の句会の特徴だが、全員リリーフは珍現象。