今朝は起きた時は、陽の光が射して天気は良さそうに見えた。
洗濯物も外に干してある。
セミの声が聞えたと相方が言う。
梅雨もいよいよ末期なのだろう。
ただ、テレビでは九州北部地域に線状降水帯が発生し既に氾濫河川もあることを報じている。
通常番組は一切無い状況で、当地との違いから線状降水帯の恐ろしさがよく分る。
当地では、先日の水害の復旧作業が続いている。
(木山川の復旧作業)
今回は堤防が決壊した状況ではなく、堤防を越えて溢れた土砂や流木の被害が大きかった。
数日前から重機などによる復旧作業が続けられ、遠目には大きな流木は少なくなっていた。
(上流部の大規模太陽光発電施設)
阿蘇の外輪山や上流部の里山をみると、大規模な太陽光発電施設が目立つ。
山の保水力や、流木の多さなど無関係ではないと思う。
昨日の新聞には、関西地方で農業用溜め池を利用した太陽光発電施設が紹介されていた。
水温の低下で、藻の発生が抑えられて農家が助かっていたり、パネルの温度が押さえられて発電効率が上がったり、高齢化で溜め池管理が困難になっていた問題の解決にもなっているらしい。
開発の前には一歩立ち止まってみることも必要なようだ。
さて、ごちゃごちゃ言っている間に、辺りが暗くなって相方は慌てて洗濯物を取込みはじめた。
(いきなりの豪雨)
雷鳴も交えて、もの凄い降りになった。
線状降水帯の端っこの雲が通っているらしい。
(大きな雨粒)
あまりに大きな雨粒なので、カメラに写せるか試してみたらちゃんと斜めの線で写っていた。
(側溝の水)
通学路の小さな側溝の水も、降り始めてものの5分も経たないうちに蓋の穴からあふれ出した。
(頭を垂れる野菜達)
ミニ菜園の野菜達は、みな一様に頭を垂れてしまった。
などと書いている最中に「昼ご飯だよ~」の掛け声で階下へ・・。
昼のニュースの水害の様子を見た後、2階へ上がると辺りが異様に明るくなった。
(12時半頃の空)
え~っ!と思うくらいの空模様の変わり具合である。
試しに北や東の空をみるとまだ黒い雲に覆われていた。
浜に打ち寄せる波のように、波状的に雲がやってきて雨を降らす。
日傘兼用雨傘が重宝しそうな季節の到来である。
「梅雨明けを待っていられぬ蝉の声」・・・しろ猫