降水確率というものが、あまり当てにならない状況が続いている。
10%とか、ところにより雷雨などという予報には、ただ頷くだけ。
「所により」に該当しているらしく、ここ数日午後の雷雨に見舞われている。
今のところ太陽さんさんで猛暑だが、午後は所によりになるかも知れない。
・・・・・・
さて、昨日は高森湧水トンネルを出て、新装成った南阿蘇鉄道の終着駅「高森駅」に立ち寄った。
(南阿蘇鉄道「高森駅」)
手前の白い建物が新装成った高森駅、とんがり屋根の建物が旧高森駅。
後方の山は、阿蘇高岳と中岳。
南阿蘇鉄道は、立野駅でJRと接続し南阿蘇の最深部で終着駅の高森駅までを結ぶ第三セクターの路線。
熊本地震によって、トンネル・鉄橋及び線路等に被害を受け運休。
暫くして、南阿蘇村から高森町までの一部区間で運行を再開し、今年の7月初めに全線再開したばかり。
(フランキーの像)
新旧駅舎の間の広場には、ワンピースの一味の一人の像が建っている。
県出身の漫画家の作品「ワンピース」の海賊の一味の像は、県下の災害復興に立ち上がった市町村に分散して建てられた。
(トロッコ列車)
トロッコ列車は以前訪れたとき撮したものである。
かなり以前に一度乗ったことがあるが、ゆっくりゴトゴトと走るさまは結構な人気だった。
(新駅舎とホーム)
トロッコ列車以外は殆ど1両で走るが、期間限定でワンピースのラッピング列車も走る筈である。
駅舎内の一角に、地震の際に沢山の漫画家から贈られた励ましの色紙などが展示されている。
(色紙の展示コーナー)
(色紙の贈り主の漫画家名)
最近は漫画を読むことも、子供が巣立ってからはテレビで見ることも無くなったのでサッパリ判らない。
作者と作品が一致しないが、見覚えのある作者の色紙も何枚か見つけ出した。
ゴルゴ13、アサリちゃん、釣りバカ日誌くらいは直ぐに判った。
当県はまんが県を標榜していて、マンガミュージアムのある町もあるほど。
この高森町にある高森高校は、公立としては初めての「まんが学科」が本年度から開設された。
トキワ荘という何処かで聞いたような名の寮も整備され、全国から漫画を学ぶための学生が集まっている。
在学中に作家デビューしたいという元気な子もいるようだ。
・・・・・・・
さて、帰りは「阿蘇望の里」に立ち寄って食事をすることに。
(阿蘇望の里から阿蘇五岳を望む)
名前のとおり阿蘇が一望できる場所で、景色を眺めながらの食事はまことに結構。
日差しは強いものの、高地なので我慢出来ない暑さではない。
南阿蘇から俵山トンネルを越えて、熊本方面へ下るにつれて段々と車の外気温を示す数値が上がってくる。
途中の野菜などの直売所に立ち寄る頃は、気温も最高潮。
ただ、午後からはキッチリ予定通り曇って雷雨となった。
とにかく、いろいろ有りの一日だった。
「木陰にも日向の匂い持ち込んで」・・・しろ猫