カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

災害の賞味期限

2022-02-18 15:34:19 | 熊本地震

 昨日は地上に断層が表出した震災遺構の場所を歩いたが、この他にも断層沿いには何カ所かある。

 ただ震災遺構のある地域は、どこも長閑な風景が広がっている。

 

 (堂園地区)

 クランク状に畦が曲がった断層は前方の田んぼの続きだが、見渡せば梅の花の咲くノンビリした風景が広がっている。

 前方の山の麓沿いに布田川断層は続いている。

 この辺りは地震直後は、各研究機関がボーリング調査などを頻繁に行った場所。

 

 (杉堂地区)

 山懐に抱かれたような集落があって、その最深部に潮井神社がある。

 神社に至る道路脇には芝桜の花が沢山咲いていた。

 地域の人達が、手入れをしているのだろう。

 

 (潮井神社の下の池)

 もっと沢山の湧水があって、池も深かったのだが地震の後水脈が絶たれて一時干上がってしまった。

 半年後くらいから水が湧くようになったが、元の状態よりかなり水量は少ない。

 時期的に水量の少ない時なのかも知れない。

 

 (布田川)

 神社の脇を流れていて、この上流は阿蘇の西原村に続いている。

 

 (徳富蘇峰の生家)

 明治・大正・昭和の言論人として活躍した徳富蘇峰は、母久子の生家(矢嶋家)で、生まれている。

 徳富蘇峰・徳冨蘆花の兄弟の母親の実家である矢嶋家は、母を含めた四姉妹の生き方が異彩を放っている。

 いまも熊本の四賢婦人として顕彰され、記念館は地震で被災したため潮井神社の手前の広場に再建されている。

 山懐に抱かれたような長閑な集落にも、道路の復旧や新築の家々の建設の槌音が響く。

 それがなかったら、5年前の地震は嘘のように思えてしまう。

 本当の静けさは、もう少し後のことになりそうだ。

 「災害の賞味期限は直ぐ切れる」・・・しろ猫

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震災遺構を巡ってみる

2022-02-17 15:58:29 | ウオーキング

 田んぼ、畑、林間、町中コースと歩きに多少は変化をもたせているものの、少し飽きる。

 で、今日は町の北東部に位置する、布田川流域の集落や地震の後の断層の露出箇所を巡ってみた。

 断層は、国の天然記念物に指定され保存活動が行われている。

 徒歩では遠いので、途中の駐車場までは車で移動する。

 

 (布田川)

 阿蘇の外輪山を源流とする布田川は、小さな川で益城町の東北端付近で木山川に合流する。

 阿蘇からこの布田川に沿う形で活断層が連なっているため、布田川断層帯と称する。

 断層はこの川のから少しずれた山際を南西方向に連なり、益城町で宇土半島方向と八代・日奈久断層帯に分岐する。

 前回の熊本地震は、前震は日奈久断層帯の益城側で発生し本震は布田川断層帯の益城付近で発生した。

 従って油断大敵、まだ断層帯にはズレていない残りの方が多く存在する。

 さて・・。

 

 (堂園断層)

 横ずれ断層で、田んぼの畦がクランク状にズレてしまっている。

 こうした断層が地表面まで現れるのは非常に珍しいことらしい。

 

 (180mに亘って地表に現れた横ずれ)

 隣の田んぼ、そしてその隣もという状態で同じ位置でクランク状に折れ曲がっている。

 何軒かの持ち主も理解があって、整地して元に戻すのではなく、震災遺構として残して後世に伝えようと協力して作付けをしている。

 

 (潮井神社)

 神社の下には、湧水の池があって以前は夏場に涼を求めて訪れたり、直ぐ近くに川魚を食べさせる店もあったが、今は見る影もない。

 参道の瓦礫も、倒れて朽ちた大木もまだそのまま残っていた。

 ご神体も多分緊急避難中なのだろう、神殿も破れてガランとしていた。

 地震とその後の大雨で、崩れた崖下の道路などの復旧工事は今も続けられている。

 

 (地表に現れた断層を覆うシート)

 神社の直ぐ横の断層は、浸食劣化を防止するためシートで覆われている。

 やがて此処も、震災遺構として見ることが出来るように、恒久的な整備がなされる筈である。

 

 (倒れて割れた碑文)

 徳富蘇峰の生誕地が直ぐ近くの杉堂という集落にあるため、説明の碑文が立てられていたのだが、倒れてしまっている。

 倒れた衝撃で、大きな石碑は二つに割れてしまっていた。

 碑文は、町の教育委員会が別の掲示板を建てて表示している。

 男女共同参画社会を先取りした矢嶋四姉妹の生家も近く、記念館の建設も終わっているが、アクセス道路は被災したまま。

 今日の私のように、歩いて回るのが最も良い方法である。

 さて、震災遺構ばかりになったので、明日は少々風景もUPしよう。

 「時々は家間違える震災後」・・・しろ猫

 被災半年後くらいの時期の自作の句。

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梅とナナちゃんとロアッソと

2022-02-16 15:14:16 | 日常あれこれ

 梅も見頃を迎えつつある。

 河川公園では小さな垂れ梅の木に、数輪が下がって咲いていた。

 

 (垂れ梅)

 この儚げな数輪が咲いているという情景がいい。

 さて、この頃着付けボディーのナナちゃんの帯の締め替えが頻繁である。

 巣籠もりで、思いばかりが外に向くのだろうか。

 

 

 

 

 とまあ、目まぐるしく変わる。

 4枚目の写真の結び方の名称は知らないが、この形には覚えがあった。

 かなり以前のことになるが、相方の友人の友人という米国女性が子供さんと我が家を訪れた。

 女の子の七五三で、日本の神社に詣でたい、その際母子共に着物姿でというお話。

 その時の、着物も帯もこれと違って、綺麗で若々しい色をしていたが・・・。

 その際、着付けが終わったところで、私が二人の写真を撮した。

 日頃見慣れた帯の結び方と違うので、印象に残っていたのだ。

 ナナちゃんも、脚と頭があれば梅一輪を求めて外出したそうである。

 そこで、ピンポーンと郵便屋さんが・・。

 

 (ロアッソ応援グッズ)

 シーズンシートを申し込んでいたのだが、14日が発送予定だったのだ。

 到着したのは、シーズンシートの座席券と座席用の座布団、それに試合当日にプレゼントされるものの引換券など。

 あれやこれやをバッグに詰め込み、颯爽と出掛ける予定は来月の「J2ロアッソ熊本」ホーム開幕戦。

 ナナちゃんには申し訳ないが、早く来い来い開幕戦なのである。

 「県外に出ぬ生活をもう二年」・・・しろ猫

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ネコヤナギなどあれこれ

2022-02-15 16:14:40 | おでかけ

 地元の新聞だと、季節の花や風物詩が写真入りで掲載される。

 良さそうだからと車で出かけることがある。

 菜の花~梅と来て、今は各地の雛飾りである。

 その他、ネコヤナギとツクシが定番になっている。

 このネコヤナギとツクシは、下江津湖の公園の写真が多い。

 わりと近場なので新聞を出し抜こうと頑張るが、忘れたりして結局出し抜かれる。

 で、今年は早々に出掛けてみた。

 

 (下江津湖の公園)

 散策路と、湧水を利用した小川が何本か流れている他は芝が主体で、樹木もまばらな植栽。

 ジョギングや歩く人が多い中で、犬の散歩の人も多い。

 散歩中の犬好きは自然と集まってしまって、愛犬自慢が始まっていた。

 どの犬もしつけが良いのか、無闇と暴れたり吠えたりはしないお利口さんばかり。

 以前には、例外的に猫を散歩させている人と、ウサギを散歩させている人に出会ったことがある。

 変わり種もなかなか面白かった。

 

 (小川のほとりのネコヤナギ)

 小さな小川のほとりには、ネコヤナギがある場所がある。

 数年前の新聞では、場所を示してなかったが写真の背景からおよその当たりをつけて探しておいた。

 

 最盛期には、ちょっと早いがこうしたものは少し早いほうがいい。

 子供の頃は、小川の岸には沢山あったので今でも有るだろうと、古里の川に出掛けたことがある。

 全く姿も見えず、ガッカリして帰った。

 護岸工事などが進むと、川岸の自然がまるで違ったものになる。

 その内に、流れてきた土砂などで中洲などが出来たりすれば復活するかも知れないが・・。

 取りあえず、今年は当地の新聞より早かった。

 それがどうした、と言われれば、返す言葉もないが・・。

 「しんがりの子がノンビリと鳥を指す」・・・しろ猫

 〇〇ちゃん・・先生の呼ぶ声もノンビリ聞こえる。

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ワクチン予約を終わって梅を見にあるく

2022-02-14 15:21:14 | ウオーキング

 朝から何度か電話して、やっと3回目のワクチン接種の予約が取れた。

 めでたし・めでたしということで、歩きに出る。

 自宅から歩くコースは設定しても、半径4~5キロの範囲内になってしまう。

 面白くないので、少し変化を持たせる意味で、総合体育館の駐車場をベースにして歩いてみた。

 

 (午後の空)

 午前中は少し雲もあり、風もすこし冷たかったが、午後からはすっかり晴れ渡りポカポカ。

 山に沿って連なる集落と、木山川沿いに上流へ歩いた。

 

 (木山川)

 木山川の、可動堰から流れ込む水が、町の直ぐ南を流れる秋津川の源流とも言うべき「法定最上流部」と明記されている。

 多分、珍しい部類に属する、川の最上流部指定である。

 ブラブラと上流に向かうと、彼方こちらに梅の開花が見られた。

 

 (ほぼ満開の梅)

 満開の梅があるかと思えば、まだまだという梅も結構おおい。

 

 (チラホラの梅と菜の花)

 梅がチラホラなので、根元の方で菜の花が頑張って咲いていた。

 いや~~まったく、長閑な風景がつづく。

 

 (古木の枝の花)

 梅は、剪定も強剪定が多いようで、想像を絶するような位置で切られている。

 それでも若い芽は、スクスク伸びて綺麗な花を咲かせている。

 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿と言うが、此処まで切っても我慢して花を咲かせる梅に拍手。

 と、ここら当たりまで来たところで、折り返し点を示す歩数計は6000歩を超えている。

 自分で想定していた半分の位置なので、この当たりから上流方向の集落にはもう一箇所駐車拠点を設定しておく必要がある。

 これから季節も良くなるはずだから、町の地図を見ながら幾つかの拠点を設定しておこう。

 「立春を過ぎて匂いで判る東風」・・・しろ猫

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サイタ・サイタ豆の花がサイタ

2022-02-13 16:09:20 | 家庭菜園

 朝から、というより夕べから雨が降っていた。

 図書館の除籍本の残りで、良いものはないかと再度探しに行って、更に1冊ゲットした。

 これで、8冊手に入れた。

 読み終わったら、常設の自由にお持ち帰りコーナーに置いておく。

 表に出るとまだ雨が降っていたが、子供達が元気にサッカーをしていた。

 

 (雨の中のサッカー)

 小学生くらいのチームで、家族も応援に来ているが、応援の方は皆さん傘を差している。

 雨のサッカーは珍しくはないが、この2月の冷たい雨は如何なものか。

 午後からは雨も上がる見通しなので、歩きに出るのは雨が上がってからに。

 

 (ブルーベリー)

 庭のブルーベリーの枝先に、花芽だか木の芽だかが膨らみ始めてきた。

 その膨らみの一つ一つに、水滴が光っていた。

 去年は剪定で失敗したので、今年は何もせずに様子見とする。

 

 (花壇兼菜園)

 花壇の方は、パンジーがあるくらいで野菜の方に圧倒されている。

 そのうちに、春菊が野菜から花に変身する予定ではあるが・・。

 

 (エンドウなど・・)

 白いモノが見えたので、まさかと思って近づくとエンドウの蔓に花が咲いていた。

 成長が早すぎて、この寒冷時を乗り切れるかと心配したが、蔓は何とか持ち堪えた。

 来週の寒波を乗り切れば後は大丈夫だと思う。

 ただ、露地のエンドウとしては花が咲くには早過ぎる気がする。

 この中にはスイートピーの種も蒔いているが、どれが豆でどれがスイートピーかは判らない。

 春が答えを出してくれる筈だが・・。

 庭をウロウロしていたら、雨も上がったので歩きに出る。

 「様子見と薬のいらぬ処方箋」・・・しろ猫

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江津湖にて、鳥とキリンとヘロヘロと

2022-02-12 19:20:05 | おでかけ

 今日は柳誌の編集作業の日で、朝から吟社の事務所に向かう。

 いつもは下江津湖の駐車場に停めて、湖畔を歩いくのを楽しみにしているのだが今日は荷物があった。

 編集に必要な、全国の交換柳誌が山ほどある資料を預かっていたのだ。

 動物園の近くの駐車場に停めて、移動距離を短くした。

 

 (キリン)

 宮崎の動物園からやってきた雌の子供のキリンもかなり懐いてきたようだ。

 背の高さだけは大人並みになってきた元から居るキリンも、実はまだ子供でキリンには珍しく2頭で走っていた。

 馬などに比べるとまあ随分ノンビリした走り姿だが。

 折角だから、ボートハウスの桟橋近くの水鳥を覗いてみる。

 

 (小型の水鳥たち)

 小さな水鳥が、一面にプカプカ浮かんでいた。

 きっと名のある鳥だろうに、私に掛かれば皆一様に水鳥で片づけてしまう。

 

 (就寝中?のシラサギ)

 シラサギは、羽根の間に首を突っ込んで、一様に同じ方向を向いて寝ている。

 周りでは鴨類が、バチャバチャやっているのにお構いなし。

 

 (砂州のシラサギと川鵜)

 こちらも、シラサギの方は就寝中だが、川鵜の方はなにやら毛繕いなどしながら一寸一服といった感じ。

 鳥ばかりにも付き合っていられなくて、吟社に向かう。

 編集作業はトントンと進捗し、結構な時間をお喋りタイムに充当。

 クロワッサンとチョコレートの差し入れがあって、かなりノンビリとコーヒータイム。

 いつもより1時間以上早く終わったので、帰宅したあと夕食まで歩くことにした。

 いつもの調子で歩いたら、始めは良かったが後半はヘロヘロになってしまった。

 くたびれたというよりは、低血糖のような状態。

 いつも昼食後に歩くので元気いっぱいだが、夕食前などはよろしくない。

 以後注意することに・・。

 「血糖値隠して飲んだ祝い酒」・・・しろ猫

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里山の麓の集落を歩く(2)

2022-02-11 14:58:19 | ウオーキング

 町から、二本の川と田んぼを挟んで南側には、里山が続いている。

 山麓沿いにはいくつかの集落が山際にへばりつくように連なっている。

 その一つに、赤井という水に恵まれたの集落がある。

 ちなみみ、我が家の米はこの集落の農家から頂いている。

 

 (船野山麓の集落付近)

 左のなだらかな山が船野山で、右が赤井火口丘跡で赤井城趾である。

 ここが旧火口跡だとは、町の広報誌で最近知った。

 

 (赤井火口跡付近)

 町の広報誌の紹介記事や、赤井の史跡を歩くというパンフレットには、火口のあった場所が〇で囲ってある。

 右手の道路を挟んで直径500mほどの大きさの火口だったらしい。

 阿蘇山の4次に亘る大噴火と前後して、15万年前くらいに噴火した小規模な火山だという。

 阿蘇の米塚、伊豆の大室山、萩の笠山などと同じ円錐台形。

 噴出した溶岩や、阿蘇の火砕流などが複雑に絡み合って、地下ダムが出来伏流水が自噴する。

 ここから下流の「砥川溶岩層」に貯えられた水を含む、広大な地下ダムによって、熊本市および近郊の上水道は100%賄われている。

 と、まあ、しばらく前に放送された「ぶらダモリ」という番組で、聞いたことの受け売りを偉そうに・・。

 ただ、阿蘇の噴火や火砕流に地下ダムは一般的に知られているが、赤井火口の話は県民でも知るものは殆どいないかも。

 火口丘の跡に、お城(赤井城)が築かれ、その跡地に今は神社が建っている。

 

 (溶岩台地)

 こんもりした丘の殆どは溶岩なので、彼方こちらに露出している。

 

 (赤い畑)

 台上は一部畑として利用されているが、グラウンドのアンツーカーを粉のまま散らしたよう。

 見るからに水はけは良さそう。

 ただ畑の横には、溶岩の塊がゴロリと無造作に転がり、マルチシートの端を押さえるのにも活用されていた。

 下の集落と、その向こうの田んぼ一帯は、もう阿蘇の火砕流の影響を受けて溶岩は覆い隠されてしまい、普通の田んぼになっている。

 

 (拾ってきた溶岩の欠片)

 小さな溶岩の欠片を、田んぼの畦道から拾ってきた。

 匂いをかいでみたら、15万年前の火山の噴火の匂いがした・・・というのは嘘。

 なんの匂いも音沙汰もなかった。

 子供の頃に、阿蘇の溶岩の欠片で友達の髪の毛を引っ張る悪戯が流行ったことがある。

 細かい穴が無数に開いていて、その中に髪の毛が入ったところを引っ張る馬鹿馬鹿しい遊び。

 拾ってきた溶岩で試してみたが、まったく毛が引っかからなかった。

 穴はブツブツ開いているが、浅いので髪が中に入らない。

 ロマン溢れる地球のドラマに、子供の頃の悪戯を思い出して試してみるのも如何なものかと。

 自然と、人が手を加えた里山や麓の風景がなかなかいい。

 怪しまれない程度に、里山巡りをするのも悪くないかも知れない。

 「見る方が正面となる里の山」・・・しろ猫

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里山の麓の集落を歩く(1)

2022-02-10 15:27:02 | ウオーキング

 太陽の光はイマイチだが、わりと暖かな日中だった。

 いつもの田んぼコースから少し脚を伸ばして船野山の麓の集落まで出掛けた。

 

 (船野山)

 舟を伏せたような形の山が船野山である。

 温和しそうに見えて、火山の成れの果てで、北側斜面は溶岩のような岩がゴロゴロの急斜面。

 手前には旧火口の跡があるが、今はもう周辺は集落でそこが火口であったことすら忘れ去られたよう。

 

 (湧水の溝)

 集落の彼方こちらに湧水があって、溝を流れてやがて藻川という小川になる。

 ヒラモが水に揺れる長閑な佇まいの集落である。

 火口縁にあたるちょっと小高い丘に登ってみた。

 

 (梅と日本蜜蜂の巣箱)

 この場所は、数年前に訪れたことがあるが、その時梅の花をカメラに収めようとして蜜蜂の巣箱を見つけた。

 普通の西洋蜜蜂のような密集した巣箱の設置要領ではなくて、ポツンポツンといった感じに分散されている。

 寒さ除けなのか、箱の周りを緩衝材のようなもので巻いてあった。

 年中同じ場所に設置してあるようだ。

 

 (紅梅)

 紅梅も満開で、このまま暖かくなればいいがと、つい思ってしまう。

 

 (枇杷の花)

 枇杷を沢山植えてある一角があって、花が咲いているのが見えた。

 今から咲くのか。もう終わりに近い花なのか判らない。

 ただ、黄色い実が成れば目立つ枇杷も、花の時期はサッパリ目立たない。

 虫も飛ばない時期に花を咲かせて、何物が受粉を仲介するのだろう。

 日本蜜蜂が頑張ってくれているのだろうか。

 日本蜜蜂といい、枇杷の花といい目立たぬものを見つけると面白い。

 蜜蜂を飼うことには、憧れはあるが実行は難しい。

 本日は15000歩を超えた。

 ゆっくり周辺を歩くには、途中まで車移動がいいのかも知れない。

 「幸せなごっこ遊びに花寒し」・・・しろ猫

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子供達を見れば、まだ日本は大丈夫

2022-02-09 15:55:46 | 日常あれこれ

 朝から晴れていて、気持よく一日が送れそうな気分。

 予報でも14度ということで、昨日よりも過し易すそう。

 相方も普通の洗濯を終えた後、シーツの洗濯を始めた。

 

 (朝の空)

 青空からカメラを下げると、駐車場の向こうのお宅の梅も満開の様子。

 

 (満開の梅)

 梅の開花の時期もけっこう長い。

 さて、カメラを更に手前に引くと、我が家の道路に面した部分の花壇兼菜園が見える。

 

 (頑張っている豆の蔓)

 最初の寒波の時は、先端が地面を向いてグンニャリと頭を下げていたが、何とか乗り切った。

 今週は暫く暖かそうだが、来週からは次の寒波が来る予報。

 これを乗り切れば、見通しは極めて明るくなる。

 暖かいのでいつもより薄着で歩きに出た。

 

 (小学校の校庭)

 近くの小学校では、とにかく元気な子供達の声が響き渡っていた。

 これでもか、と言わんばかりに思い思いに走り回っている。

 ドッジボール、鉄棒、サッカー、鬼ごっこ、とにかくゴチャゴチャで大騒ぎ。

 先生が統制している風でもないので、体育の時間ではないようだ。

 こんな時間もあっていいのではないかと思う。

 元気な子供達を見ていると、日本はまだ大丈夫という気になってくるから不思議。

 ぐるりと畑のコースを回ったが、まだ枯れ野が主役だった。

 

 (午後の空)

 帰り着く頃は、すっかり空は雲に覆われてしまった。

 風も出てきて、昨日よりかなり暖かいと聞いて薄手を着て来たことを後悔した。

 朝から干していたシーツも、カラッとという訳にもいなかいだろう。

 さて、どうなることやら・・。

 「温暖化季語もまたがる句またがり」・・・しろ猫

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