海外からの登録馬がすべて回避し,日本調教馬のみによって争われた今年のスプリンターズステークス。
5頭ほど好発を決めましたが,押していったウエスタンビーナスの逃げ。エムオーウイナー,アポロドルチェ,ビービーガルダンと続き,スリープレスナイトはこれらを見ながらの競馬で,これをマークする位置にキンシャサノキセキ。前半の600メートルは33秒6とミドルペースになりました。
スリープレスナイトはそのまま外から上がっていって直線に。すぐ外にキンシャサノキセキが追ってきて,叩き合いになるかと思われましたが,キンシャサノキセキは思ったほど伸びず,1馬身4分の1の差をつけてスリープレスナイトが優勝。一旦は交わされたビービーガルダンが差し返すような形で伸びてきて,2着は接戦になりましたがキンシャサノキセキで,ビービーガルダンが3着。
優勝したスリープレスナイトはこれで今年の4月から,ここ2走の重賞も含めて5連勝。大レースは初制覇。父はこの馬の名前の由来ともなったクロフネ。輸入された祖先は異なりますが,昨年のJRA賞年度代表馬のアドマイヤムーンの近親。この馬がアドマイヤムーンの母の従妹ということになります。今年に入ってからの充実著しく,スプリント路線では名実共に日本のトップに立ったといっていいでしょう。このレースは過去の傾向から外枠の馬が苦戦していたのですが,今年は上位3着まで,外の馬が占めるということになりました。
鞍上は上村洋行騎手で,大レースは初制覇。目の病気で長期の休養を余儀なくされた騎手で,さらなる活躍が期待されるところ。管理するのは橋口弘次郎調教師で,一昨年のNHKマイルカップ以来の大レース制覇。スプリンターズステークスは初優勝です。
日本時間の今夜,フランス遠征中のメイショウサムソンが出走する凱旋門賞が行われます。今年は強力メンバー。まずGⅠ4勝を含め6戦6勝,すべて楽勝続きのフランスの3歳牝馬,Zarkava。同じく6戦6勝で今年のフランスダービー馬のVision D'Etat。古馬ではアイルランドの2頭,今年のキングジョージを勝ったDuke of Marmaladeと昨年のアイルランドダービー馬のSoldier of Fortune。前哨戦を使わなかったメイショウサムソンですが,これらの馬を相手にどこまで走ってくれるでしょうか。
僕たちがあるものについてそれを完全とか不完全という場合には,そのようにいうものの部分についてそういうのではなくて,そのものの全体についてそういいます。これは,たとえばあるものの全体からある一部分が欠けているというようなことがあるという場合には,その欠落している部分について不完全といわれるのではなくて,そのように欠けている部分があることによってその全体が不完全であるといわれるということからも明らかでしょう。よって,もしもある表象ないし観念の完全性ということを考える場合に,その観念というのをひとつの全体として考えるならばこれでいいのですが,この観念をある全体の部分として考える場合,現実的にいえばここでは人間の精神のうちにある観念について考えているわけですから,こうした観念をある人間の精神を構成する観念の一部分としてみた場合には,不十分であるといえます。実際に僕たちは,ある観念についてそれを完全とか不完全という場合には,むしろそうした観念を有するような精神を有する人間についてそれを完全とか不完全というだろうからです。
第二部定理一三によれば,人間の精神を構成する観念の対象はその人間の身体であって,第二部定理七によれば,観念の秩序と物体の秩序は同一ですから,人間の精神の完全性ないしは実在性というのは,その人間の身体の完全性ないしは実在性と平行的な関係にあるということになります。したがって,人間の精神の完全性ということを考える場合には,人間の身体の完全性とは何かということを考えなければならないということになります。というより,ここでは排尿というのを人間の身体がなす運動と規定しているわけですから,排尿に関係するような完全性については,この観点からしか考えることができません。
5頭ほど好発を決めましたが,押していったウエスタンビーナスの逃げ。エムオーウイナー,アポロドルチェ,ビービーガルダンと続き,スリープレスナイトはこれらを見ながらの競馬で,これをマークする位置にキンシャサノキセキ。前半の600メートルは33秒6とミドルペースになりました。
スリープレスナイトはそのまま外から上がっていって直線に。すぐ外にキンシャサノキセキが追ってきて,叩き合いになるかと思われましたが,キンシャサノキセキは思ったほど伸びず,1馬身4分の1の差をつけてスリープレスナイトが優勝。一旦は交わされたビービーガルダンが差し返すような形で伸びてきて,2着は接戦になりましたがキンシャサノキセキで,ビービーガルダンが3着。
優勝したスリープレスナイトはこれで今年の4月から,ここ2走の重賞も含めて5連勝。大レースは初制覇。父はこの馬の名前の由来ともなったクロフネ。輸入された祖先は異なりますが,昨年のJRA賞年度代表馬のアドマイヤムーンの近親。この馬がアドマイヤムーンの母の従妹ということになります。今年に入ってからの充実著しく,スプリント路線では名実共に日本のトップに立ったといっていいでしょう。このレースは過去の傾向から外枠の馬が苦戦していたのですが,今年は上位3着まで,外の馬が占めるということになりました。
鞍上は上村洋行騎手で,大レースは初制覇。目の病気で長期の休養を余儀なくされた騎手で,さらなる活躍が期待されるところ。管理するのは橋口弘次郎調教師で,一昨年のNHKマイルカップ以来の大レース制覇。スプリンターズステークスは初優勝です。
日本時間の今夜,フランス遠征中のメイショウサムソンが出走する凱旋門賞が行われます。今年は強力メンバー。まずGⅠ4勝を含め6戦6勝,すべて楽勝続きのフランスの3歳牝馬,Zarkava。同じく6戦6勝で今年のフランスダービー馬のVision D'Etat。古馬ではアイルランドの2頭,今年のキングジョージを勝ったDuke of Marmaladeと昨年のアイルランドダービー馬のSoldier of Fortune。前哨戦を使わなかったメイショウサムソンですが,これらの馬を相手にどこまで走ってくれるでしょうか。
僕たちがあるものについてそれを完全とか不完全という場合には,そのようにいうものの部分についてそういうのではなくて,そのものの全体についてそういいます。これは,たとえばあるものの全体からある一部分が欠けているというようなことがあるという場合には,その欠落している部分について不完全といわれるのではなくて,そのように欠けている部分があることによってその全体が不完全であるといわれるということからも明らかでしょう。よって,もしもある表象ないし観念の完全性ということを考える場合に,その観念というのをひとつの全体として考えるならばこれでいいのですが,この観念をある全体の部分として考える場合,現実的にいえばここでは人間の精神のうちにある観念について考えているわけですから,こうした観念をある人間の精神を構成する観念の一部分としてみた場合には,不十分であるといえます。実際に僕たちは,ある観念についてそれを完全とか不完全という場合には,むしろそうした観念を有するような精神を有する人間についてそれを完全とか不完全というだろうからです。
第二部定理一三によれば,人間の精神を構成する観念の対象はその人間の身体であって,第二部定理七によれば,観念の秩序と物体の秩序は同一ですから,人間の精神の完全性ないしは実在性というのは,その人間の身体の完全性ないしは実在性と平行的な関係にあるということになります。したがって,人間の精神の完全性ということを考える場合には,人間の身体の完全性とは何かということを考えなければならないということになります。というより,ここでは排尿というのを人間の身体がなす運動と規定しているわけですから,排尿に関係するような完全性については,この観点からしか考えることができません。