24日に倉敷市芸文館で指された第21期倉敷藤花戦三番勝負第三局。
振駒で里見香奈倉敷藤花の先手。甲斐智美女流王位はごきげん中飛車。先手が超速銀からもう1枚の銀も繰り出して抑え込みにいきましたが,その銀が追い返されることになり,明らかに作戦失敗となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/99/457c190dd0c77e29a1f137a18848ee19.png)
最近の里見倉敷藤花は,以前ほどには戦ったり斬り合ったりすることを好まなくなっているような印象がありましたが,ここに至っては仕方がなかったのでしょう,▲2四歩といきました。ここからは互いに無視し合って一直線の攻め合いに。△5五角▲2三歩成△4六歩▲3二と△4七歩成▲2一飛成△5八と▲同金△4九飛成であれよあれよという間に第2図に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ec/9f5086fadb928704e1b4fbe3fa67a18c.png)
先手での飛車成りの上,玉型は後手の方がやや堅く,角の働きでも後手が優っていますから,駒の損得はなくてもこの捌き合いではさすがに後手に分があります。この後はきれいに後手の寄せが決まり,快勝に終りました。やけに淡白に負けになる順を選んでしまったという気もしますが,実際の問題点は第1図以前の先手の指し方にあったのは歴然としているといえるでしょう。
甲斐女流王位が2勝1敗で倉敷藤花を奪取。今期の女流王位獲得に続いて二冠に。倉敷藤花は初挑戦での戴冠となりました。
寺を出たのは僕たちの方が先でした。ただ,僕たちはそのまま直に墓に向うということはできませんでした。これは住職の僕たちにとって,そしてとくに叔父にとっては予定外の行動の影響でした。わざわざ住職に墓まで来てもらうということになれば,そのまま帰すというわけにもいきません。何らかのお礼が必要となります。こういう場合には車代という名目でお礼を出すのが最も常識的であろうと思います。ただ,現金を生で手渡すわけにはいきませんから,包むための袋も必要です。この住職の行動が予定外であったため,叔父は事前に袋も現金も用意していませんでした。それでも現金だけであるなら何とかなったのですが,袋が手元にありませんでした。だから途中でコンビニエンスストアに寄り,その袋を買う必要が生じたのです。
僕たちが墓に到着したとき,後から出た住職はすでに着いていて,自分の自動車内で待機していました。僕たちが途中で寄り道していた影響もあったでしょうし,住職の話ですと,住職は僕たちとは違った道を通ってきたようで,この日の交通事情がそちらの方が良かったということもあったでしょう。いずれにしても寺の周辺の道のことなら,僕たちよりも住職の方がよく心得ていて不思議ではありませんから,こういう結果となったのはとくに驚くようなことではありませんでした。ただそのおかげで,すぐに墓参りをすることができましたから,幸運であったというべきでしょう。
すでに説明したように,父のお寺からこちらの祖母に彼岸の塔婆が出ていましたから,この日にそれを立てました。そのときにこの塔婆は一旦は家で管理するけれども,すでに祖母の墓に立てる目途が立っていたという主旨の記述をしましたが,それはその時点ではこの法事の日程もすでに決定していたからでした。もちろん立てたのはその塔婆だけではありません。この日はこの日で祖母と祖父の塔婆を立てたわけですから,それらも一緒でした。違ったお寺の塔婆を立てることに対して住職がどのような反応をするのか,少しばかり気になったのですが,何食わぬ顔で一緒に立てました。南無妙法蓮華経の塔婆があると,後で気付いた住職が不思議そうにしていました。
振駒で里見香奈倉敷藤花の先手。甲斐智美女流王位はごきげん中飛車。先手が超速銀からもう1枚の銀も繰り出して抑え込みにいきましたが,その銀が追い返されることになり,明らかに作戦失敗となりました。
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最近の里見倉敷藤花は,以前ほどには戦ったり斬り合ったりすることを好まなくなっているような印象がありましたが,ここに至っては仕方がなかったのでしょう,▲2四歩といきました。ここからは互いに無視し合って一直線の攻め合いに。△5五角▲2三歩成△4六歩▲3二と△4七歩成▲2一飛成△5八と▲同金△4九飛成であれよあれよという間に第2図に。
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先手での飛車成りの上,玉型は後手の方がやや堅く,角の働きでも後手が優っていますから,駒の損得はなくてもこの捌き合いではさすがに後手に分があります。この後はきれいに後手の寄せが決まり,快勝に終りました。やけに淡白に負けになる順を選んでしまったという気もしますが,実際の問題点は第1図以前の先手の指し方にあったのは歴然としているといえるでしょう。
甲斐女流王位が2勝1敗で倉敷藤花を奪取。今期の女流王位獲得に続いて二冠に。倉敷藤花は初挑戦での戴冠となりました。
寺を出たのは僕たちの方が先でした。ただ,僕たちはそのまま直に墓に向うということはできませんでした。これは住職の僕たちにとって,そしてとくに叔父にとっては予定外の行動の影響でした。わざわざ住職に墓まで来てもらうということになれば,そのまま帰すというわけにもいきません。何らかのお礼が必要となります。こういう場合には車代という名目でお礼を出すのが最も常識的であろうと思います。ただ,現金を生で手渡すわけにはいきませんから,包むための袋も必要です。この住職の行動が予定外であったため,叔父は事前に袋も現金も用意していませんでした。それでも現金だけであるなら何とかなったのですが,袋が手元にありませんでした。だから途中でコンビニエンスストアに寄り,その袋を買う必要が生じたのです。
僕たちが墓に到着したとき,後から出た住職はすでに着いていて,自分の自動車内で待機していました。僕たちが途中で寄り道していた影響もあったでしょうし,住職の話ですと,住職は僕たちとは違った道を通ってきたようで,この日の交通事情がそちらの方が良かったということもあったでしょう。いずれにしても寺の周辺の道のことなら,僕たちよりも住職の方がよく心得ていて不思議ではありませんから,こういう結果となったのはとくに驚くようなことではありませんでした。ただそのおかげで,すぐに墓参りをすることができましたから,幸運であったというべきでしょう。
すでに説明したように,父のお寺からこちらの祖母に彼岸の塔婆が出ていましたから,この日にそれを立てました。そのときにこの塔婆は一旦は家で管理するけれども,すでに祖母の墓に立てる目途が立っていたという主旨の記述をしましたが,それはその時点ではこの法事の日程もすでに決定していたからでした。もちろん立てたのはその塔婆だけではありません。この日はこの日で祖母と祖父の塔婆を立てたわけですから,それらも一緒でした。違ったお寺の塔婆を立てることに対して住職がどのような反応をするのか,少しばかり気になったのですが,何食わぬ顔で一緒に立てました。南無妙法蓮華経の塔婆があると,後で気付いた住職が不思議そうにしていました。