力量の差がかなりはっきりとしていると思えるメンバー構成になった第34回浦和記念。
押して押して先手を握ったのはマグニフィカ。好発だったエーシンモアオバーは控えて2番手。その後ろはケンブリッジエルとグランシュヴァリエが併走。ランフォルセが続き,内にダイショウジェット,外にシビルウォー。最初の1000mは63秒1でミドルペース。
2周目の向正面でエーシンモアオバーがマグニフィカを交わして先頭に。これに連れてランフォルセとシビルウォーもスパート。前の3頭で後ろを離しました。3頭のうち,エーシンモアオバーは4コーナーでは脱落。交わして先頭になったランフォルセを外からシビルウォーが追い掛けましたが届かず,優勝はランフォルセ。1馬身差でシビルウォーが2着。苦しくなったエーシンモアオバーでしたが何とか8馬身差の3着は確保。
優勝したランフォルセは昨年のダイオライト記念以来の勝利で重賞3勝目。ここは上位3頭の力が突出していて,どれが勝つのかという争い。エーシンモアオバーは長距離輸送が得意でない分の脱落で,シビルウォーとのマッチレースになりましたが,このコースですから先に行けていた分の利があったということだろうと思います。勝ったのは久しぶりですが,それなりには走り続けていましたので,今後もこのようなメンバーではチャンスがある馬でしょう。父はシンボリクリスエス。半弟に2011年のアーリントンカップを勝っている現役のノーザンリバー。甥に2009年のJRA賞の最優秀3歳牡馬のロジユニヴァース。Renforcerは音楽用語でますます強く。
騎乗した戸崎圭太騎手は第30回以来4年ぶりの浦和記念2勝目。管理している萩原清調教師は浦和記念初勝利。
これに関しては少しばかり補足しておく必要があるかと思います。
確かに実験を行うということに関して,U先生は賛意を示してくれました。しかしそれはU先生が従来の医学的見地を翻したというわけではありません。むしろ血糖値の上下は摂取する炭水化物量と最も大きく関連するという見解は保持したままであったのです。したがってこうした実験を行うことによって,何らかの良好な結果を得ることができるという点だけに関していうならば,むしろU先生は懐疑的であったという方が正しいだろうと思います。
何度かにわたる栄養指導の目的は,もしも僕の血糖値の推移と摂取している炭水化物量の間に明確な因果関係が発見されたならば,それに応じて注射するインスリンの量を加減すれば,現在以上に血糖値をより適正に統御できるのではないかと考えられたからでした。つまり摂取する炭水化物量が多くなるなら,インスリンの量もそれだけ増やし,逆に炭水化物量が少なくなる場合には,インスリンを減じるという方法です。そして炭水化物量に応じて増減させるインスリンの量を計算するいわば公式のようなものも,用意されていたのです。しかし2回にわたる記録の結果からは,僕の血糖値を上下させる主要因は,摂取する炭水化物量ではないということが明らかとなりました。となれば,むしろこうした方法を採用することは危険が伴います。つまりインスリンを減らせば血糖値を十分に下げることができなくなるかもしれませんし,また,単純に炭水化物量に応じてインスリンの量も増大させれば,最も危険な副作用である低血糖を発症させてしまうかもしれないからです。つまり主眼としては,一定程度は統御できている血糖値をさらによく統御するための次の一手を発見するということが最大の目的であったのですが,残念ながらこの調査では,そのための最良の一手は発見することができなかったということになったのです。
ただ,実験をするということは決定していました。なので次の通院のときにも,栄養指導の予約を同時に入れてもらいました。今度は栄養指導が午後2時で診察が午後2時半にしてもらったので,時間を持て余すこともなさそうです。
押して押して先手を握ったのはマグニフィカ。好発だったエーシンモアオバーは控えて2番手。その後ろはケンブリッジエルとグランシュヴァリエが併走。ランフォルセが続き,内にダイショウジェット,外にシビルウォー。最初の1000mは63秒1でミドルペース。
2周目の向正面でエーシンモアオバーがマグニフィカを交わして先頭に。これに連れてランフォルセとシビルウォーもスパート。前の3頭で後ろを離しました。3頭のうち,エーシンモアオバーは4コーナーでは脱落。交わして先頭になったランフォルセを外からシビルウォーが追い掛けましたが届かず,優勝はランフォルセ。1馬身差でシビルウォーが2着。苦しくなったエーシンモアオバーでしたが何とか8馬身差の3着は確保。
優勝したランフォルセは昨年のダイオライト記念以来の勝利で重賞3勝目。ここは上位3頭の力が突出していて,どれが勝つのかという争い。エーシンモアオバーは長距離輸送が得意でない分の脱落で,シビルウォーとのマッチレースになりましたが,このコースですから先に行けていた分の利があったということだろうと思います。勝ったのは久しぶりですが,それなりには走り続けていましたので,今後もこのようなメンバーではチャンスがある馬でしょう。父はシンボリクリスエス。半弟に2011年のアーリントンカップを勝っている現役のノーザンリバー。甥に2009年のJRA賞の最優秀3歳牡馬のロジユニヴァース。Renforcerは音楽用語でますます強く。
騎乗した戸崎圭太騎手は第30回以来4年ぶりの浦和記念2勝目。管理している萩原清調教師は浦和記念初勝利。
これに関しては少しばかり補足しておく必要があるかと思います。
確かに実験を行うということに関して,U先生は賛意を示してくれました。しかしそれはU先生が従来の医学的見地を翻したというわけではありません。むしろ血糖値の上下は摂取する炭水化物量と最も大きく関連するという見解は保持したままであったのです。したがってこうした実験を行うことによって,何らかの良好な結果を得ることができるという点だけに関していうならば,むしろU先生は懐疑的であったという方が正しいだろうと思います。
何度かにわたる栄養指導の目的は,もしも僕の血糖値の推移と摂取している炭水化物量の間に明確な因果関係が発見されたならば,それに応じて注射するインスリンの量を加減すれば,現在以上に血糖値をより適正に統御できるのではないかと考えられたからでした。つまり摂取する炭水化物量が多くなるなら,インスリンの量もそれだけ増やし,逆に炭水化物量が少なくなる場合には,インスリンを減じるという方法です。そして炭水化物量に応じて増減させるインスリンの量を計算するいわば公式のようなものも,用意されていたのです。しかし2回にわたる記録の結果からは,僕の血糖値を上下させる主要因は,摂取する炭水化物量ではないということが明らかとなりました。となれば,むしろこうした方法を採用することは危険が伴います。つまりインスリンを減らせば血糖値を十分に下げることができなくなるかもしれませんし,また,単純に炭水化物量に応じてインスリンの量も増大させれば,最も危険な副作用である低血糖を発症させてしまうかもしれないからです。つまり主眼としては,一定程度は統御できている血糖値をさらによく統御するための次の一手を発見するということが最大の目的であったのですが,残念ながらこの調査では,そのための最良の一手は発見することができなかったということになったのです。
ただ,実験をするということは決定していました。なので次の通院のときにも,栄養指導の予約を同時に入れてもらいました。今度は栄養指導が午後2時で診察が午後2時半にしてもらったので,時間を持て余すこともなさそうです。