神奈川には競輪場が4場もありますが,ほかは400バンクで小田原だけが33バンク。その小田原記念の決勝が今日でした。
鈴木選手がSを取り,海老根選手の前受け。以下3番手に山田選手,5番手に菅田選手,7番手に矢口選手の周回。残り3周のバックから矢口選手が上昇開始,ホームで海老根選手を叩いて前に。打鐘から菅田選手が発進。前で待つ矢口選手と先行争いになりましたが,菅田選手-遠沢選手でかましきり,このラインの先行。このラインについていった山田選手がバックから捲っていくと,前が開いた神山選手も矢口選手を捨てて自力発進。しかし後方の海老根選手がこれらの外からさらに捲りきり,直線では抜け出して優勝。離れましたが鈴木選手も2着に入って千葉のワンツー。3着は山田選手。
優勝した千葉の海老根恵太選手は前回出場の函館記念に続いて記念競輪連続優勝で4勝目。個人的にはビッグでもと期待している選手のひとり。ここ2回はメンバーに恵まれた印象もなきにしもあらずですが,この連続優勝がブレイクの契機となるでしょうか。
競輪では一時代を築き,現役最多勝でもあり,ビッグをすべて制覇したグランドスラマー,千葉の滝沢正光選手は引退を表明しました。ここ最近の千葉勢の活躍は,同県の偉大な先輩の引退が奮起材料となっているのかもしれません。『生きてるって言ってみろ』などの歌手,友川カズキさんは大の競輪ファン。『夢のラップもういっちょ』は滝沢選手の歌です。
前回のテーマである第二部自然学①公理一の考察において,ゼノンの逆説の否定をする際に,その前提が誤っているから結論も誤っているという原理を用いました。実際この原理は,少なくともスピノザの哲学においては成立する原理ですし,また,前提における誤りerrorのみによって結論も否定できますので,どんな事柄であれ,それを考察する上では非常に利便性のある原理であるといえると思います。
もちろん僕はかつて,この原理については言及したことがありました。それがあったから,前回のテーマでもこの原理をそのまま用いることができたわけです。しかしその言及もまた,これを示しておけば便利であるという観点から,この原理そのものとはまったく関係のない考察の中で,やや駆け足に説明しただけのものです。そこで今回は,この原理がいかにしてスピノザの哲学の中に生じてくるのかということを,もっとじっくりと考えていくことにします。
まず,この原理は第二部定理四〇に端を発しますので,この定理Propositioをみておくことにしましょう。
「精神のうちの妥当な観念から精神のうちに生起するすべての観念は,同様に妥当である」。
鈴木選手がSを取り,海老根選手の前受け。以下3番手に山田選手,5番手に菅田選手,7番手に矢口選手の周回。残り3周のバックから矢口選手が上昇開始,ホームで海老根選手を叩いて前に。打鐘から菅田選手が発進。前で待つ矢口選手と先行争いになりましたが,菅田選手-遠沢選手でかましきり,このラインの先行。このラインについていった山田選手がバックから捲っていくと,前が開いた神山選手も矢口選手を捨てて自力発進。しかし後方の海老根選手がこれらの外からさらに捲りきり,直線では抜け出して優勝。離れましたが鈴木選手も2着に入って千葉のワンツー。3着は山田選手。
優勝した千葉の海老根恵太選手は前回出場の函館記念に続いて記念競輪連続優勝で4勝目。個人的にはビッグでもと期待している選手のひとり。ここ2回はメンバーに恵まれた印象もなきにしもあらずですが,この連続優勝がブレイクの契機となるでしょうか。
競輪では一時代を築き,現役最多勝でもあり,ビッグをすべて制覇したグランドスラマー,千葉の滝沢正光選手は引退を表明しました。ここ最近の千葉勢の活躍は,同県の偉大な先輩の引退が奮起材料となっているのかもしれません。『生きてるって言ってみろ』などの歌手,友川カズキさんは大の競輪ファン。『夢のラップもういっちょ』は滝沢選手の歌です。
前回のテーマである第二部自然学①公理一の考察において,ゼノンの逆説の否定をする際に,その前提が誤っているから結論も誤っているという原理を用いました。実際この原理は,少なくともスピノザの哲学においては成立する原理ですし,また,前提における誤りerrorのみによって結論も否定できますので,どんな事柄であれ,それを考察する上では非常に利便性のある原理であるといえると思います。
もちろん僕はかつて,この原理については言及したことがありました。それがあったから,前回のテーマでもこの原理をそのまま用いることができたわけです。しかしその言及もまた,これを示しておけば便利であるという観点から,この原理そのものとはまったく関係のない考察の中で,やや駆け足に説明しただけのものです。そこで今回は,この原理がいかにしてスピノザの哲学の中に生じてくるのかということを,もっとじっくりと考えていくことにします。
まず,この原理は第二部定理四〇に端を発しますので,この定理Propositioをみておくことにしましょう。
「精神のうちの妥当な観念から精神のうちに生起するすべての観念は,同様に妥当である」。
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