昨日は大連医科大学の皆さんに講演をさせて頂きました。
元々は大連医科大学からの留学生だった趙先生からの紹介だったのですが、皆さんととても良い時間が持てました。特に、Dr. Jinには会の後にもよくしてもらいました。
Dr. Jin そして皆さん、ありがとうございました!
Yesterday, I made lectures to the members of Dalien medical university.
I was invited by introduction of Dr. Yutong Zhao. I had a fruitful time with them. Especially, Dr. Jin took me in the city after dinner..Thank you, Dr Jin and everyone!
元々は大連医科大学からの留学生だった趙先生からの紹介だったのですが、皆さんととても良い時間が持てました。特に、Dr. Jinには会の後にもよくしてもらいました。
Dr. Jin そして皆さん、ありがとうございました!
Yesterday, I made lectures to the members of Dalien medical university.
I was invited by introduction of Dr. Yutong Zhao. I had a fruitful time with them. Especially, Dr. Jin took me in the city after dinner..Thank you, Dr Jin and everyone!
昨日の報道後、多くの連絡を頂いております。
できれば下記までご連絡いただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
E-mail: s-yoshi@hyo-med.ac.jp
TEL: 0798-45-6455
FAX: 0798-45-6457
吉村 紳一
兵庫医科大学脳神経外科学講座
〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1
できれば下記までご連絡いただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
E-mail: s-yoshi@hyo-med.ac.jp
TEL: 0798-45-6455
FAX: 0798-45-6457
吉村 紳一
兵庫医科大学脳神経外科学講座
〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1
国際脳卒中学会(International Stroke Conference)2018@LAに参加しています。
今回は発症6時間から16時間の血栓回収療法の有効性がDEFUSE3で示されました。これはこれまでのDAWN trialよりも軽症例(NIHSS6-9)が含まれており、さらに適応を広げる結果です。
また、EXTEND-IA TNKではボーラス投与可能なtenecteplaseはアルテプラーゼより血管内治療前投与においては優れていること、さらにはCOMPASS試験において血栓吸引デバイスであるPenumbraがステント型デバイスと同等の再開通効果を示し、再開通までの時間が短いことなど続々と新しい情報が発表されています。
私自身は再開通治療に関するレクチャーとRESCUE-Japan Registryの発表、当科のスタッフの発表が続き、濃厚な2日間です。
すごい発表が続き、やや疲れ気味ですが、明日までしっかりと勉強したいと思います。
We are attending International Stroke Conference 2018@LA. This time, DEFUSS 3 showed efficacy of thrombectomy from 6 - 16 h after onset. This study included the patients with mild deficit (NIHSS 6-9), so this will widen the indication of the therapy in addition to DAWN trial.
EXTEND-IA TNK showed superiority of tenecteplase, which can be administered as a bolus injection, compared to alteplase before thrombectomy.
Also, COMPASS trial showed non-inferiority of reperfusion rate of the aspiration technique (ADAPT) to stent-retriever first method. Also, time to reperfusion was significantly shorter in ADAPT technique.
Such new reports has been shown in these two days.
I made a lecture named 'Endovascular therapy for intracranial atherosclerosis' and our colleagues reported several papers.
We'll try to learn more until tomorrow without a break...
今回は発症6時間から16時間の血栓回収療法の有効性がDEFUSE3で示されました。これはこれまでのDAWN trialよりも軽症例(NIHSS6-9)が含まれており、さらに適応を広げる結果です。
また、EXTEND-IA TNKではボーラス投与可能なtenecteplaseはアルテプラーゼより血管内治療前投与においては優れていること、さらにはCOMPASS試験において血栓吸引デバイスであるPenumbraがステント型デバイスと同等の再開通効果を示し、再開通までの時間が短いことなど続々と新しい情報が発表されています。
私自身は再開通治療に関するレクチャーとRESCUE-Japan Registryの発表、当科のスタッフの発表が続き、濃厚な2日間です。
すごい発表が続き、やや疲れ気味ですが、明日までしっかりと勉強したいと思います。
We are attending International Stroke Conference 2018@LA. This time, DEFUSS 3 showed efficacy of thrombectomy from 6 - 16 h after onset. This study included the patients with mild deficit (NIHSS 6-9), so this will widen the indication of the therapy in addition to DAWN trial.
EXTEND-IA TNK showed superiority of tenecteplase, which can be administered as a bolus injection, compared to alteplase before thrombectomy.
Also, COMPASS trial showed non-inferiority of reperfusion rate of the aspiration technique (ADAPT) to stent-retriever first method. Also, time to reperfusion was significantly shorter in ADAPT technique.
Such new reports has been shown in these two days.
I made a lecture named 'Endovascular therapy for intracranial atherosclerosis' and our colleagues reported several papers.
We'll try to learn more until tomorrow without a break...
PreveshとAnishが帰国しました。
彼らとのDiscussionは私たちにとっても有意義なものでした。
Nepalで脳血管内治療を始める時にもサポートすることができたらと思っています。
幸運を祈る!
Prevesh and Anish returned to Nepal.
We had fruitful discussions about clinical cases during their stay.
I am willing to support them to start neuroendovascular therapy in Nepal.
Good luck, Prevesh and Anish!
彼らとのDiscussionは私たちにとっても有意義なものでした。
Nepalで脳血管内治療を始める時にもサポートすることができたらと思っています。
幸運を祈る!
Prevesh and Anish returned to Nepal.
We had fruitful discussions about clinical cases during their stay.
I am willing to support them to start neuroendovascular therapy in Nepal.
Good luck, Prevesh and Anish!
今日は嬉しいことがありました。
ある若手の先生が私たちと一緒に仕事がしたいと連絡をくれたのです。
このところ、いくつもの有名な施設から脳外科医の派遣依頼を受けています。
スタッフみんなのチャンスを増やすために派遣をしたいものの、人材不足で悩んでいたのです。
そこへこの情報です。目の前がパッと明るくなった気がしました。
当科は手術症例が毎年増えており、昨年の手術数は650例以上、うち血管内治療が230例以上と若手の先生たちのチャンスが大きくなっています。
今年もさらに増えそうな勢いです。
一流の脳外科医を目指す諸君、待っています!
ある若手の先生が私たちと一緒に仕事がしたいと連絡をくれたのです。
このところ、いくつもの有名な施設から脳外科医の派遣依頼を受けています。
スタッフみんなのチャンスを増やすために派遣をしたいものの、人材不足で悩んでいたのです。
そこへこの情報です。目の前がパッと明るくなった気がしました。
当科は手術症例が毎年増えており、昨年の手術数は650例以上、うち血管内治療が230例以上と若手の先生たちのチャンスが大きくなっています。
今年もさらに増えそうな勢いです。
一流の脳外科医を目指す諸君、待っています!
米国Colorad Spiringという町で開催されているSNISに参加しています。
今日はPanel DiscussionとLectureを担当しました。
自分の英語で太刀打ちできるか不安でしたが、運よく何とかなりました(^ ^)
それにしてもDenverからColorad Springって遠いんですね。
隣町なので20-30分かなと思っていましたが、何と車で1時間半かかりました。
アメリカは大きいなあ〜。
I am attending SNIS in Colorad Spring.
Today, my roles were panel discussion and making a lecture.
I got nervous due to my poor english, but fortunately I could manage it.
By the way, Colorad Spring was much far from Denver than I expected.
I thought 20-30min by car from Denver, but it took more than 90min.
America is so big...
今日はPanel DiscussionとLectureを担当しました。
自分の英語で太刀打ちできるか不安でしたが、運よく何とかなりました(^ ^)
それにしてもDenverからColorad Springって遠いんですね。
隣町なので20-30分かなと思っていましたが、何と車で1時間半かかりました。
アメリカは大きいなあ〜。
I am attending SNIS in Colorad Spring.
Today, my roles were panel discussion and making a lecture.
I got nervous due to my poor english, but fortunately I could manage it.
By the way, Colorad Spring was much far from Denver than I expected.
I thought 20-30min by car from Denver, but it took more than 90min.
America is so big...
みなさん、日本の臓器提供の現状をご存じでしょうか?上のグラフを見てください。なんと世界のダントツの最低レベルなのです。
それは腎臓についても例外ではありません。わが国では透析を受けている人がとても多く、2014年には32万人以上と報告されています。日本では臓器提供が極めて少なく、腎移植を待っていてもなかなか回ってこない現状なのです。実際、日本の腎移植の待機期間は14年7ヶ月となっています。
(日本臓器移植ネットワーク https://www.jotnw.or.jp/transplant/about_kidney.html)
私は岐阜大学在職中に「県内で腎臓の提供が不足している」との相談を受け、当時のスタッフと臓器提供に前向きに取り組んできました。その後、2013年に兵庫医大に異動しましたが、兵庫県でもやはり腎臓の提供が足りない状況でした。このため、先日同門会で講演して頂いた野島教授とともに、取り組みを進めています。
「脳神経外科医にとって腎臓移植なんて専門外なのになぜ?」と良く聞かれます。
私が積極的に取り組んでいる理由は、私の恩師の坂井昇先生(岐阜大学脳神経外科前教授)の奥様である留美子先生からお聞きした言葉がきっかけです。先生は神戸市内でも有名な透析専門医でいらっしゃいますが「腎移植はすごい。透析でどうしても良く出来ないデータが移植をするとあっという間に良くなる。全てがリセットできるすごい治療だ」と教えて頂いたのです。腎移植が増えたら自分の患者がいなくなってしまう透析の専門家がこのように明言されるのですから、「腎移植が患者さんを良くすることは間違いない」と思いました。
しかし日本の現状は先に述べたとおりです。腎移植を受けられずに亡くなる人も少なくないと聞きます。待機期間が長すぎるのです。
そこで、とにかく提供の候補となる場合は臓器移植ネットワークの方の説明を聞いて頂くようにしています。もちろん、同意が得られないこともありますが、お声がけしてはじめてご本人がもともと提供の意思を持っておられたことが分かったこともありました。
これまで数十名の方が私たちの取り組みで腎移植を受けたことになります。
みなさんは移植にどんなイメージをお持ちですか?色々な意見があると思いますし、いずれは自分の体の細胞から腎臓が作れるようになるかもしれません。しかし現時点ではそれはまだ夢です。私たちは一人でも多くの方が救われるよう、この方面にも取り組んでいきたいと思っています。
それは腎臓についても例外ではありません。わが国では透析を受けている人がとても多く、2014年には32万人以上と報告されています。日本では臓器提供が極めて少なく、腎移植を待っていてもなかなか回ってこない現状なのです。実際、日本の腎移植の待機期間は14年7ヶ月となっています。
(日本臓器移植ネットワーク https://www.jotnw.or.jp/transplant/about_kidney.html)
私は岐阜大学在職中に「県内で腎臓の提供が不足している」との相談を受け、当時のスタッフと臓器提供に前向きに取り組んできました。その後、2013年に兵庫医大に異動しましたが、兵庫県でもやはり腎臓の提供が足りない状況でした。このため、先日同門会で講演して頂いた野島教授とともに、取り組みを進めています。
「脳神経外科医にとって腎臓移植なんて専門外なのになぜ?」と良く聞かれます。
私が積極的に取り組んでいる理由は、私の恩師の坂井昇先生(岐阜大学脳神経外科前教授)の奥様である留美子先生からお聞きした言葉がきっかけです。先生は神戸市内でも有名な透析専門医でいらっしゃいますが「腎移植はすごい。透析でどうしても良く出来ないデータが移植をするとあっという間に良くなる。全てがリセットできるすごい治療だ」と教えて頂いたのです。腎移植が増えたら自分の患者がいなくなってしまう透析の専門家がこのように明言されるのですから、「腎移植が患者さんを良くすることは間違いない」と思いました。
しかし日本の現状は先に述べたとおりです。腎移植を受けられずに亡くなる人も少なくないと聞きます。待機期間が長すぎるのです。
そこで、とにかく提供の候補となる場合は臓器移植ネットワークの方の説明を聞いて頂くようにしています。もちろん、同意が得られないこともありますが、お声がけしてはじめてご本人がもともと提供の意思を持っておられたことが分かったこともありました。
これまで数十名の方が私たちの取り組みで腎移植を受けたことになります。
みなさんは移植にどんなイメージをお持ちですか?色々な意見があると思いますし、いずれは自分の体の細胞から腎臓が作れるようになるかもしれません。しかし現時点ではそれはまだ夢です。私たちは一人でも多くの方が救われるよう、この方面にも取り組んでいきたいと思っています。
先日、兵庫医科大学内のベストティーチャー賞を頂きました!
これは学生さんの投票によるものなのでとてもうれしく思っています。
実際に学生教育を担当するメンバーと一緒に写真を撮りました。
これを励みにさらに良い指導が出来るよう、頑張っていきたいと思います。
これは学生さんの投票によるものなのでとてもうれしく思っています。
実際に学生教育を担当するメンバーと一緒に写真を撮りました。
これを励みにさらに良い指導が出来るよう、頑張っていきたいと思います。