昨日は九州大学脳神経外科の飯原弘二教授のお招きで講演をさせて頂きました。
飯原先生には以前、国立循環器病研究センターでのレジデントデーにお招き頂きましたが、今回は先生の新任地である福岡でした。
講演の冒頭にも述べましたが、私はレジデントの頃、飯原先生に研究を指導して頂きました。研究を始めてしばらくたった頃、「吉村君は研究よりも血管を詰めたり、手術したりしてた方が向いているんじゃかなと思うよ。」と臨床へ戻ることを優しく勧めて頂きました。当時の私はてっきり「自分の臨床能力が認められた!」と思い込みましたが、それは飯原先生のやさしさであり、結局は「君は研究には向いていないよ」と諭されていたということが分かりました。ただこの体験がバネになり、母校に戻ってからはがむしゃらに研究に打ち込みました。今ではとても懐かしい思い出です。
それにしても当時の飯原先生はスタッフの一番下、私も下っ端レジデントでしたので、先生が有名大学の教授になられ、その先生に座長をして頂いて私が講演するなど、当時は夢にも思わないことでした。人生は本当に不思議です。
さて、飯原先生は国立循環器病研究センターで多くの手術を執刀されると同時に、ビッグデータの解析による「脳神経外科の可視化」をテーマに臨床研究を推進されています。まさに旬といった感じのテーマであり、先生の先見の明に脱帽です。
昨日の研究会にはとても多くの方にご参加頂き、研究会の後は教室の先生方と交流する機会がありました。みなさん生き生きとされていて、活気に満ちた雰囲気に触れることが出来ました。飯原先生が担当される九州大学脳神経外科は必ずや大きく発展されることと思います。
飯原先生のさらなるご健勝と、若手の皆さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
飯原先生には以前、国立循環器病研究センターでのレジデントデーにお招き頂きましたが、今回は先生の新任地である福岡でした。
講演の冒頭にも述べましたが、私はレジデントの頃、飯原先生に研究を指導して頂きました。研究を始めてしばらくたった頃、「吉村君は研究よりも血管を詰めたり、手術したりしてた方が向いているんじゃかなと思うよ。」と臨床へ戻ることを優しく勧めて頂きました。当時の私はてっきり「自分の臨床能力が認められた!」と思い込みましたが、それは飯原先生のやさしさであり、結局は「君は研究には向いていないよ」と諭されていたということが分かりました。ただこの体験がバネになり、母校に戻ってからはがむしゃらに研究に打ち込みました。今ではとても懐かしい思い出です。
それにしても当時の飯原先生はスタッフの一番下、私も下っ端レジデントでしたので、先生が有名大学の教授になられ、その先生に座長をして頂いて私が講演するなど、当時は夢にも思わないことでした。人生は本当に不思議です。
さて、飯原先生は国立循環器病研究センターで多くの手術を執刀されると同時に、ビッグデータの解析による「脳神経外科の可視化」をテーマに臨床研究を推進されています。まさに旬といった感じのテーマであり、先生の先見の明に脱帽です。
昨日の研究会にはとても多くの方にご参加頂き、研究会の後は教室の先生方と交流する機会がありました。みなさん生き生きとされていて、活気に満ちた雰囲気に触れることが出来ました。飯原先生が担当される九州大学脳神経外科は必ずや大きく発展されることと思います。
飯原先生のさらなるご健勝と、若手の皆さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。