先日も紹介したように、脳血管の病気に対するカテーテル治療(脳血管内治療)の有効性が続々と報告されています。
脳梗塞の急性期はもちろん、日本では脳動脈瘤治療においても過半数が血管内治療となっています。
このような流れの中で、「この技術を学びたい」という若手医師が世界中から私たちの教室へ留学してくれています。これまで多くのメンバーが来てくれましたが、その際に「良い英語の教科書がない」というのが悩みでした。世界には非常に分厚い高価な教科書(1−2万円)は多くありますが、入門編の良いものがないのです。値段も彼らにとっては重荷になりますし、このところコロナ禍で日本に来ることもできなくなっています。
そこで、これまで当科に来てくれた留学生たちと協力して教科書を作りました。
上に示すように入門者向けの「ビギナーズガイド」です。
中身はとても充実していて、解説図や画像、そしてアニメーションへのリンクを用いてできるだけわかりやすくするように工夫を重ねました。
米国、ニュージーランドのエキスパートに監修してもらい、先日ついに完成して、Amazonで出版しました。
A Beginner’s Guide to Neuroendovascular Therapy (English Edition) Kindle版
e-bookなら米国のAmazonでは0.67ドル、日本のAmazonで110円です。
(印刷版は日本だけの販売で6,600円です)
この出版は、主に発展途上国で脳血管内治療を学ぶ若手医師や放射線技師さん、看護師さんなどの知識を深めることを目的としています。
執筆には30名以上の医師、総編集は当科の金城典人先生が頑張ってやってくれました(挿絵のかなりの部分は先生の自作です)。
構想から3年以上、想定よりかなり時間がかかってしまいましたが、その分良いものができたと思っています。
関わった全ての人に感謝すると共に、世界中でこの本が読まれ、一人でも多くの患者さんが救われることを願っています。
脳梗塞の急性期はもちろん、日本では脳動脈瘤治療においても過半数が血管内治療となっています。
このような流れの中で、「この技術を学びたい」という若手医師が世界中から私たちの教室へ留学してくれています。これまで多くのメンバーが来てくれましたが、その際に「良い英語の教科書がない」というのが悩みでした。世界には非常に分厚い高価な教科書(1−2万円)は多くありますが、入門編の良いものがないのです。値段も彼らにとっては重荷になりますし、このところコロナ禍で日本に来ることもできなくなっています。
そこで、これまで当科に来てくれた留学生たちと協力して教科書を作りました。
上に示すように入門者向けの「ビギナーズガイド」です。
中身はとても充実していて、解説図や画像、そしてアニメーションへのリンクを用いてできるだけわかりやすくするように工夫を重ねました。
米国、ニュージーランドのエキスパートに監修してもらい、先日ついに完成して、Amazonで出版しました。
A Beginner’s Guide to Neuroendovascular Therapy (English Edition) Kindle版
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この出版は、主に発展途上国で脳血管内治療を学ぶ若手医師や放射線技師さん、看護師さんなどの知識を深めることを目的としています。
執筆には30名以上の医師、総編集は当科の金城典人先生が頑張ってやってくれました(挿絵のかなりの部分は先生の自作です)。
構想から3年以上、想定よりかなり時間がかかってしまいましたが、その分良いものができたと思っています。
関わった全ての人に感謝すると共に、世界中でこの本が読まれ、一人でも多くの患者さんが救われることを願っています。