日米のガイドラインで急性期脳梗塞に対する血栓回収療法が推奨されています。
ただ、その対象血管は「内頚動脈または中大脳動脈近位部」となっていて、脳の血管の一番太い部分だけに限られています。
「もう少し先の血管(末梢血管)には有効ではないのか?」という疑問が湧いてきます。
そこで私たちが行った全国調査( RESCUE-Japan Registry 2)の登録データを当科に在籍していた三浦和智先生(現 熊本赤十字病院)が解析したところ、「末梢血管が閉塞した場合でも血管内治療を受けた患者さんの方が3ヶ月後の状態が良好な人が多い」という結果であり、米国の脳血管内治療学会(SNIS)の機関誌に論文として掲載されました。
Miura M, et al. J NeuroIntervent Surg 2019;0:1–6
全国で集めたデータをもとにどんどんと結果を配信していきたいと思います。
本研究にご協力いただいた皆様に心からお礼申し上げます。
ただ、その対象血管は「内頚動脈または中大脳動脈近位部」となっていて、脳の血管の一番太い部分だけに限られています。
「もう少し先の血管(末梢血管)には有効ではないのか?」という疑問が湧いてきます。
そこで私たちが行った全国調査( RESCUE-Japan Registry 2)の登録データを当科に在籍していた三浦和智先生(現 熊本赤十字病院)が解析したところ、「末梢血管が閉塞した場合でも血管内治療を受けた患者さんの方が3ヶ月後の状態が良好な人が多い」という結果であり、米国の脳血管内治療学会(SNIS)の機関誌に論文として掲載されました。
Miura M, et al. J NeuroIntervent Surg 2019;0:1–6
全国で集めたデータをもとにどんどんと結果を配信していきたいと思います。
本研究にご協力いただいた皆様に心からお礼申し上げます。