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脳に血液を送る重要な血管、頚動脈。
ここが細くなると脳梗塞の原因となります。
治療法には1)内服治療、2)外科手術(頚動脈内膜剥離術)、3)血管内手術(頚動脈ステント留置術)がありますが、あらたな治療法が加わります。
その名はT-CAR(ティーカー: Transcarotid Artery Revascularization)
どんな治療かというと、頚動脈の根本のあたりから管を入れて細いところ(狭窄部)にステント(メッシュ状の金属の筒)を留置する方法です。
日本に近日中に導入されるということで、アメリカでこの治療を多く行っているProf. Matouk(Yale大学病院)を訪問してきました。
治療の手法についてモデルを使った指導を受けた後、実際の治療を見学しました。
いくつかコツがありますが、この治療のポイントがとてもよく理解できました。
Prof. Matoukを含めたスタッフの方々、現地のSilkroad Medicalのみなさん、メディコスヒラタのみなさんに心から感謝申し上げます。