脳梗塞に対するカテーテルを用いた血管内治療の有効性は2015年の複数の報告で確立しました。ほとんどの研究で、発症後6時間以内が対象であったため、ガイドラインも6時間以内の治療を推奨しています。
しかし6時間を過ぎたら効果は無いのでしょうか?
この点に関しては、質の高い比較研究がありませんでしたが、今週、プラハで行われた国際学会で新たな報告がありました。
DAWN Trialという研究で、発症後6−24時間の治療の有効性が示されたのです!
ただし、患者さんはMRIまたはCT灌流画像(造影剤を用いた血流評価)で選ばれています。同様の検査をすることで、わが国でもより多くの患者さんが救えるようになる可能性があります。
さらにこの治療が進むよう、RESCUE-Japan Projectを通じて働きかけていきたいと思います。
しかし6時間を過ぎたら効果は無いのでしょうか?
この点に関しては、質の高い比較研究がありませんでしたが、今週、プラハで行われた国際学会で新たな報告がありました。
DAWN Trialという研究で、発症後6−24時間の治療の有効性が示されたのです!
ただし、患者さんはMRIまたはCT灌流画像(造影剤を用いた血流評価)で選ばれています。同様の検査をすることで、わが国でもより多くの患者さんが救えるようになる可能性があります。
さらにこの治療が進むよう、RESCUE-Japan Projectを通じて働きかけていきたいと思います。