簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

高千穂のブランド牛(高千穂ドライブ旅)

2017-08-16 | Weblog


 少し古い資料だが、高千穂町企画観光課が発表した平成24年の観光統計を見
ると、一年間に同町を訪れた観光客数は、前年より2.4万人余り増え、137.3万人ほ
どで3年ぶりの増加で有ったと言う。
その内、宿泊数を見るとこれも前年と比べ増えていて、13.5万人ほどである。
この数字から見ると凡そ10人に一人が泊り客と言うことに成る。



 観光パンフレットによると、「高千穂町」にはホテルや旅館、民宿など合わせて30
軒余りが紹介されている。それらの収容人数がどれほどになるかは知らないが、単
純に泊り客の数から察するに、宿泊施設の数が多すぎるようにも見受けられる。
しかし泊まる側からすれば、それだけ選択肢が多いと言う事でも有り、それはあり
がたくもある。



 この日、高千穂神社の近くの和風旅館に宿を取った。
全10室ほどで、一泊朝食付きの値段も手頃な、小さな宿である。
旅館で夕食を頂くのも良いが、高千穂に来たからには是非味わいたいものも有り、
夕食を外に求めての選択であった。



 町の中ほどに「がまだせ市場」と言う、地の農産物や手作り品を販売する市場が
有る。そこにはJA直営の「ミートセンター」があり、かつて「全国和牛能力共進会」で
日本一を獲得したこともあると言う黒毛和牛の4等級以上の精肉が割安で販売され
ている。



 ここには「高千穂牛」を味わえる直営のレストラン「和(なごみ)」も併設されていて、
鉄板焼き、テーブルステーキ、焼肉の3つのコースで楽しむことが出来るが、直営
店と有って値も手ごろだ。

 宿での夕食を避け、少しだけ贅沢ではあったが、これも旅の目的の一つ。
落ち着いた雰囲気で食す「高千穂牛」は、とろけるような甘みのある豊潤な霜降り
肉で、期待と胃袋を十分に満たしてくれた。(続)





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