宿場内は広い通りが貫き、明るい雰囲気である。
中心的な場所の交差点の両側は、小さな公園が整備されている。
ベンチを備えた東屋風の休憩所が有り、回りは地元ボランティアによる
草花で彩られている。
又街道筋の本陣、高札場、問屋場跡などの跡地には、立派な案内板や
常夜灯が立っていて、積極的に観光客を受け入れようとの意気込みが感
じられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/44/d69b0663dc9e42493cf55b7224950808.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/03/d921f81e200e2c6bb5bb49ceefd3a9b5.jpg)
しかし残念ながら、四軒有ったとされる本陣は、何れも本物は残って
いなくて、遺構を示す案内板のみである。
その内の松平家は、間口十七間半、奥行き二十八間、畳は四二二畳も有
る堂々とした建物であったらしい。
広場にある高札場も復元したものが飾られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d4/adbffa444527c2f0246fc63acec5bd5b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ed/5a71b72a7456d03989992720c3945ef2.jpg)
「大橋屋」から西に50m程行くと、無料の茶店風休憩施設、旅籠を
イメージしたと思われる「赤坂宿よらまいかん」がある。
「よらまいか」とは、土地の言葉で、「寄っていこうよ」との意味で、
平成14年にオープンした公共の施設だ。
二階には宿場を描いた浮世絵が展示されていて、駐車場やトイレ、
自動販売機などが整備されている。
近隣地には、赤坂宿資料館(市の生涯学習施設)などもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/8a/cd1b818e87b31f12c405c50c322b9466.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2d/f3ac8f867b53450162a2d8365c5d1008.jpg)
「大橋屋」や「よらまいかん」等は、広重の描く世界を念頭に、復元
整備したもので宿場感を醸す演出に一役買っているようだ。
また街道には僅かながら格子戸の古い町屋も残されている。
そんな場所に立てば、当時の旅人になったような錯覚に陥る事も有る。
弥次産喜多さんが闊歩した、当時の町へ引き込まれそうな気がしてくる。
町並や沿道を眺めつつの膝栗毛は、空想ながら当時の旅人と渾然一体と
なり、時にはそれになりきれるのが醍醐味で、それが又楽しいのである。
(東海道歩き旅・三河の国 前編完・後編に続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c5/608a98fcd1340cbecac4921275227ec4.jpg)
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中心的な場所の交差点の両側は、小さな公園が整備されている。
ベンチを備えた東屋風の休憩所が有り、回りは地元ボランティアによる
草花で彩られている。
又街道筋の本陣、高札場、問屋場跡などの跡地には、立派な案内板や
常夜灯が立っていて、積極的に観光客を受け入れようとの意気込みが感
じられる。
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しかし残念ながら、四軒有ったとされる本陣は、何れも本物は残って
いなくて、遺構を示す案内板のみである。
その内の松平家は、間口十七間半、奥行き二十八間、畳は四二二畳も有
る堂々とした建物であったらしい。
広場にある高札場も復元したものが飾られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d4/adbffa444527c2f0246fc63acec5bd5b.jpg)
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「大橋屋」から西に50m程行くと、無料の茶店風休憩施設、旅籠を
イメージしたと思われる「赤坂宿よらまいかん」がある。
「よらまいか」とは、土地の言葉で、「寄っていこうよ」との意味で、
平成14年にオープンした公共の施設だ。
二階には宿場を描いた浮世絵が展示されていて、駐車場やトイレ、
自動販売機などが整備されている。
近隣地には、赤坂宿資料館(市の生涯学習施設)などもある。
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「大橋屋」や「よらまいかん」等は、広重の描く世界を念頭に、復元
整備したもので宿場感を醸す演出に一役買っているようだ。
また街道には僅かながら格子戸の古い町屋も残されている。
そんな場所に立てば、当時の旅人になったような錯覚に陥る事も有る。
弥次産喜多さんが闊歩した、当時の町へ引き込まれそうな気がしてくる。
町並や沿道を眺めつつの膝栗毛は、空想ながら当時の旅人と渾然一体と
なり、時にはそれになりきれるのが醍醐味で、それが又楽しいのである。
(東海道歩き旅・三河の国 前編完・後編に続く)
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