翌日、雨はあがっていた。
あきた白神を8時39分の弘前行きに乗る。
東能代始発のこの列車は、五能線を通しで行く唯一の普通列車である。
五能線内の各駅に停車して川部からは奥羽本線に入り、弘前までを4時間
半もかけて結んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ac/5f0ea1d40694668f47818a0538337195.jpg)
車窓左手には、大海原が広がっている。
昨日とは打って変わったように海は碧く輝いている。
砕け散る波の白さと碧い海とのコントラストが美しい。
空には、少し灰色がかった雲も多いが、それでもその隙間から青い空を
見ることもでき、もう雨の心配はなさそうだ。
遠くの水平線が、緩く弧を描いて見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/4d/685e8c92b6db1e2f1152c8543af95534.jpg)
海岸に林立する奇岩怪石が、まるで城塞(館)のように見えることから名
付けられたところが岩館。駅からその岩館海岸までは、徒歩10分ほどだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/34/1bf262b7ba3b1b2cd429843eefe2d271.jpg)
駅の近くには小さな集落が広がり、周りには豊かに実った田畑もある。
厳しい地勢の中でも、普通に生活が営まれている様子が窺える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/08/3893f8f510b9fea39c50cce259e2f730.jpg)
岩舘の10キロ余り先が大間越、更に白神岳登山口、松神と駅々が続く。
これらの駅間では、白神山地が海に落ち込む海岸線の僅かばかりの平地
を国道101号線と分け合って絡まるように進んで行く。
そのためか鉄路も道路も、曲りくねった海岸線に忠実に沿っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/57/afa2dda98354b48ffb48cbabee414aac.jpg)
白神岳登山口では白神岳を目指すのか、登山者がたった一人、無人の
駅に降りて行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/16/524e0f651fca603f39f54e78139c2e75.jpg)
リゾートしらかみ号は、これら海岸線の絶景ポイントでは減速運転の
サービスも有るらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c6/1256c9a7e75e26f04d799ab18e2a6f66.jpg)
十二湖駅には30分余りで到着する。
ここは白神山中のブナの自然林と十二湖を巡る散策の玄関口で、駅には
産直コーナーも併設されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/cf/b9ae262a1e73099c91b71caa832d92b1.jpg)
その拠点「森の物産館・キョロロ」までは、列車に接続したバスが駅前から
運行されている。(続)
写真満載 ホームページ
表紙写真を更新しました。
ここをクリック ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_down.gif)
にほんブログ村
あきた白神を8時39分の弘前行きに乗る。
東能代始発のこの列車は、五能線を通しで行く唯一の普通列車である。
五能線内の各駅に停車して川部からは奥羽本線に入り、弘前までを4時間
半もかけて結んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ac/5f0ea1d40694668f47818a0538337195.jpg)
車窓左手には、大海原が広がっている。
昨日とは打って変わったように海は碧く輝いている。
砕け散る波の白さと碧い海とのコントラストが美しい。
空には、少し灰色がかった雲も多いが、それでもその隙間から青い空を
見ることもでき、もう雨の心配はなさそうだ。
遠くの水平線が、緩く弧を描いて見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/4d/685e8c92b6db1e2f1152c8543af95534.jpg)
海岸に林立する奇岩怪石が、まるで城塞(館)のように見えることから名
付けられたところが岩館。駅からその岩館海岸までは、徒歩10分ほどだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/34/1bf262b7ba3b1b2cd429843eefe2d271.jpg)
駅の近くには小さな集落が広がり、周りには豊かに実った田畑もある。
厳しい地勢の中でも、普通に生活が営まれている様子が窺える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/08/3893f8f510b9fea39c50cce259e2f730.jpg)
岩舘の10キロ余り先が大間越、更に白神岳登山口、松神と駅々が続く。
これらの駅間では、白神山地が海に落ち込む海岸線の僅かばかりの平地
を国道101号線と分け合って絡まるように進んで行く。
そのためか鉄路も道路も、曲りくねった海岸線に忠実に沿っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/57/afa2dda98354b48ffb48cbabee414aac.jpg)
白神岳登山口では白神岳を目指すのか、登山者がたった一人、無人の
駅に降りて行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/16/524e0f651fca603f39f54e78139c2e75.jpg)
リゾートしらかみ号は、これら海岸線の絶景ポイントでは減速運転の
サービスも有るらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c6/1256c9a7e75e26f04d799ab18e2a6f66.jpg)
十二湖駅には30分余りで到着する。
ここは白神山中のブナの自然林と十二湖を巡る散策の玄関口で、駅には
産直コーナーも併設されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/cf/b9ae262a1e73099c91b71caa832d92b1.jpg)
その拠点「森の物産館・キョロロ」までは、列車に接続したバスが駅前から
運行されている。(続)
写真満載 ホームページ
表紙写真を更新しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_down.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_down.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/74/47431442af50645d68027f34610ff15a.jpg)
![にほんブログ村 旅行ブログへ](http://travel.blogmura.com/img/travel88_31.gif)