冬の蔵王での見所は、やはり「樹氷」で有る。
フロントで聞くと「今年は既に形が出来始めているので見られますよ」との事だった。
この分なら期待は出来そうだ。

お願いした宿の送迎バスは、5分ほどで蔵王ロープウエーの山麓駅に到着した。
まだ動き始めて間もない時刻だと言うのに、既に大勢の客が発券窓口の前に群れ
ていた。多くは板やボードを抱えたスキーヤー・ボーダーで、その中にも何人か手ぶ
らの乗客も混じっているから、恐らく樹氷目当ての観光客であろう。
冬場はこういった乗客が主になるそうだ。

蔵王ロープウエーは、ここ山麓駅から中間の樹氷高原駅の「山麓線」と、そこから
乗り換えて地蔵岳山頂駅に向かう「山頂線」に分かれている。


難しく言うと「山麓線」は複線交走式ロープウエー、「山頂線」は複式単線自動循
環式ゴンドラ(通称:フニテル)と言うらしい。前者は動かないロープにぶら下がった
2台のゴンドラが、ロープに牽引されて上下する物で、簡単に言うと“井戸のつるべ”
と同じ構造らしい。
それに対して後者は、巾広く張られた2本のロープにゴンドラが多数取り付けられ、
循環運転しているもの、だそうだ。例えると・・・何だろう???


山岳地の厳しい強風や風雪には後者の方式が適しているらしく、加えて安定した
輸送の確保が出来るらしい。
そう言えば、何年か前に乗った「谷川岳ロープウエー」も同じ方式であった。(続)
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この分なら期待は出来そうだ。

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まだ動き始めて間もない時刻だと言うのに、既に大勢の客が発券窓口の前に群れ
ていた。多くは板やボードを抱えたスキーヤー・ボーダーで、その中にも何人か手ぶ
らの乗客も混じっているから、恐らく樹氷目当ての観光客であろう。
冬場はこういった乗客が主になるそうだ。

蔵王ロープウエーは、ここ山麓駅から中間の樹氷高原駅の「山麓線」と、そこから
乗り換えて地蔵岳山頂駅に向かう「山頂線」に分かれている。


難しく言うと「山麓線」は複線交走式ロープウエー、「山頂線」は複式単線自動循
環式ゴンドラ(通称:フニテル)と言うらしい。前者は動かないロープにぶら下がった
2台のゴンドラが、ロープに牽引されて上下する物で、簡単に言うと“井戸のつるべ”
と同じ構造らしい。
それに対して後者は、巾広く張られた2本のロープにゴンドラが多数取り付けられ、
循環運転しているもの、だそうだ。例えると・・・何だろう???


山岳地の厳しい強風や風雪には後者の方式が適しているらしく、加えて安定した
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そう言えば、何年か前に乗った「谷川岳ロープウエー」も同じ方式であった。(続)
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