総社商工会議所の呼びかけで、2016年から始まった「パンわーるど総社」。
総社の市内には個性的で、有名なパン屋さんが幾つかあり、駅前の観光案内
所にもガイドマップが用意されている。
この井原線沿線では実質的な始発駅である清音の駅前にも美味しいと知られ
た評判のパン屋さんも有る。
岡山県内には昔からの老舗のパン屋さん等もあり、子供の「おやつにパン」は
珍しくもなく、パンは県民食とも言われている。
町中の至る所でパン屋さんを見かけ、その店舗数は全国でも上位クラスであると
の調査結果もあり、こんな事からもパン好きな県民性を窺い知ることが出来る。
「パン」の全国消費ランキングでも、京都や神戸などに次いで上位にランクされ
ている。
また瀬戸内海を隔てた香川県は「うどん県」を名乗っていて、その影響かこの
地でも「生うどん・そば」の消費量や購入額は全国トップレベルで、スパゲッテ
ィや中華麺などの購入もかなり多いという。小麦粉製品が好きな県民性のようだ。
しかし岡山は「米どころ」である。
県下には三大河川が流れ水は豊富で、晴れの国と言われるとおり、日照時間も豊
富に恵まれている。そんな土地柄だけに古くから稲作が行われ、江戸時代には大
規模な新田開発がされ、その耕作面積は飛躍的に増え、今日ではその収穫量は中
四国ではトップである。
であるのに一世帯当たりの年間「米」購入額は、全国では最低レベルである。
ただ購入しないと言うだけで、自作を自家消費という家庭も多いので、米を食
べない県とばかりは言えないのかも知れない。
一方、県民の好きなパンや麺の原料となる小麦の県内収穫量はと言うと、極め
て少なく全国でも低位のレベルである。(順位は総務省の調査による)(続)
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