安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
自然栽培のココロミ(20)
今年は、ズッキーニを植えてみました。
ベランダで発芽させて、ここに地植えするとき、
嬉しい土の変化に気づきました。
耕そうとしたら、以前と全く違っていて
スコップがサクッと抵抗なく入ってびっくりしたのです。
土がフカフカ............。
いつも、耕すだびにカチカチになっていて、
狭いながら結構大変だったのです。
春先にも変化の兆しがありました。
ナガミノヒナゲシという、サーモンオレンジ色の
雑草のケシは、同じ場所だと毎年花が小さくなっていって、
消えてしまうことが多いのですが、
この場所は今年大きな花に戻ったので、不思議に思っていました。
一昨年、去年と2年続けてダイズ(枝豆)を播いて、
最初の歳はほんのちょっぴりの収穫でしたが、
去年はだいぶたくさん収穫できたので、ひょっとして
土の中の窒素が増えたのかもしれないと思っていたのです。
「奇跡のりんご」の木村秋則さんによると、
ダイズの根につく根粒菌には、大気中の窒素を固定して
栄養分として土の中に行き渡らせる働きがあるそうです。
ひょっとして、土がいい状態になってきたのかも.......
と期待してズッキーニを植えてみました。
周りに、またダイズも植えています。
今年駄目でも、土はゆっくり変化して来ているようなので、
希望が膨らみ、楽しみは続きます。
私にもできるかしらと、半信半疑で初めてみた自然栽培ですが、
土の中の、見えない不思議が夢を与えてくれます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )