2018年3月8日 【CTで行く奈良・京都】 奈良県
▼ 大仏殿2018 国宝
創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建された。江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅輪で締めて柱とした。そのため、創建時に11間(けん、86m)あったが7間(57m)となった。現在でも世界最大級の木造建築であるが、往時の壮大さがうかがえる。 東大寺ホームページより
▲中門
▲大仏殿
▼八角灯籠 国宝
大仏殿の前庭にある八角灯籠は高さ約4.6メートル、重さ約3.3トンの金銅製。灯火をおさめる本体部分「火袋」には、横笛を吹く音声菩薩(おんじょうぼさつ)などが浮き彫りにされている。奈良時代の東大寺創建当初のもの
▼大仏(毘盧遮那仏)
聖武天皇は、政変や反乱などが相次ぐ当時の社会不安を、仏法の力によって解消しようと(鎮護国家思想)、全国に国分寺の創建を推進する一方、大仏造立を発願。 東大寺の本尊として世界最大の金銅仏、毘盧遮那(ビルシャナ)大仏の造営が始まり、天平勝宝4年(752年)に開眼法会が盛大に行われました。高さ約15m
毘盧遮那(ビルシャナ)=サンスクリット語のヴァイローチャナの音訳で、太陽・光明の意、華厳経の教主です。 平安時代の密教で宇宙の根本仏とされる大日如来は、ビルシャナ仏から展開した仏です。
▼虚空蔵菩薩
▼廣目天
▼多聞天
▼如意輪観音
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2018-03-28 05:44:15
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