2018年3月8日 【CTで行く奈良・京都】 奈良県
東大寺二月堂~お水取り(修二会)
大仏殿から二月堂へ
▼四月堂(三昧堂):1021年(治安元年)に仁仙大法師と助慶上人の2人が「法華三昧」を行う際に創建。
▼三月堂(法華堂)
東大寺建築のなかで最も古く、寺伝では東大寺創建以前にあった金鍾寺(きんしょうじ)の遺構とされる。752(天平勝宝4)の東大寺山堺四至図(さんかいしいしず)には「羂索堂(けんさくどう)」とあり、不空羂索観音を本尊として祀るためのお堂である。
▼二月堂
二月堂は平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)の2回の戦火には焼け残ったが、寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物である。本尊は大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏である。建物は2005年12月、国宝に指定された。旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われることからこの名がある。
▲ここを松明が走るのだ
▲四月堂(三昧堂)
▲大仏殿の屋根が見える
▲この場所で見学する
▲日が暮れ始め、観客が集まってきた。天気予報は雨!!
▲これがお水取りで使われる松明
▼お水取り
奈良県にある東大寺二月堂で毎年行われる行の一つ。正確には「修二会(しゅにえ)」という。例年、3月1日から14日まで本行が行われ、終わるころには冬が明けていることから、春を告げる行事ともいわれる。奈良時代から続く伝統行事で、752年以来、途絶えたことがない。
練行衆がお堂入りしたあと、燃えさかる松明は舞台の欄干に掲げられるが、これがお水取りの中で最も有名な「おたいまつ」と呼ばれる場面。降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われていることから、たくさんの参拝客が集まる。
三脚は使用禁止!! 三脚なしでは撮影は厳しい
火の粉が飛ぶたびに観客はどよめく。これは勇壮な火祭りだ!!
▲雨中でしたが、気になるこなく、見入っておりました
2018-03-29 05:41:40
cosmophantom