2018年12月26日 【松坂・伊賀上野・桑名】 三重県
旧三重県立工業学校製図室 近代化産業遺産
三重県松阪市殿町
「赤壁(せきへき)」の愛称で知られる松阪工業高校の資料館棟(旧三重県立工業学校製図室)の建物は、明治35年(1902)に開校した県下初の工業学校の製図室として、明治41年に建設費2,400円余りをかけて建設された。建設当初は桁行(けたゆき)8間・梁間(はりま)5間であったが、その後、移築・増築・改修がなされ、現在は桁行14間・梁間5間になっている。内部は2室と廊下で、外観は下見板張と漆喰と木骨の対照を見せるハーフティンバー風の壁面を併用し、木部には赤褐色の塗料を塗る。
2019-01-25 05:27:02
cosmophantom