2022年5月26日 愛知県
二葉館
愛知県名古屋市東区橦木町
「日本の女優第1号」の川上貞奴と「電力王」福沢桃介が、大正時代に居住していた和洋折衷の建物。創建当時の姿に移築復元
ステンドグラスが影を落とす大広間、伝統的な和室。この邸宅では「日本初の女優」と謳われた川上貞奴と「日本の電力王」と言われた福沢桃介が、大正から昭和にかけて暮らしていました。
二葉館ができた当時、和洋折衷の斬新で豪奢な建物は「二葉御殿」と呼ばれ、政治家や財界人、文化人が訪れるサロンとなりました。
設計を担当したのは、当時新進気鋭の住宅専門会社として知られていた「あめりか屋」。当時としては驚くほどの電気装備が施され、またほうぼうに貞奴の好みを取り入れたしつらいがなされました。
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