2022年6月3日 福島県
喜多方庫座敷美術館(笹屋旅館)
福島県喜多方市
「蔵の街」として知られる喜多方。そんな喜多方で明治初期からの歴史を持つ笹屋旅館の蔵座敷を改装して作られたのがこの美術館です。訪問時閉館中でした。
美術館として使用している蔵座敷は、明治24年に建てられ、重厚な白と黒の壁でできた大きな戸前、上段の間、中の間、三の間の造りで、喜多方の蔵座敷には珍しい三つの部屋から成っています。
三代目圭一郎が画商をかねていたため多くの絵を所蔵し、また、竹久夢二、小川芋銭、森田恒友、安田靱彦、下村観山、武者小路実篤などの画家が「笹屋」に数多く逗留しました。美術館として使用している蔵座敷は、明治24年に建てられ、重厚な白と黒の壁でできた大きな戸前、上段の間、中の間、三の間の造りで、喜多方の蔵座敷には珍しい三つの部屋から成っています。蔵座敷美術館では、絵画と蔵座敷の魅力を充分に味わうことができ、館内には、美人画で知られる竹久夢二の直筆の作品をはじめとする日本画や書、陶磁器、掛け軸など約100点を展示しています。
▼笹屋旅館 創業1879年(明治12年)
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