2022年9月28日 福島県
御薬園
福島県会津若松市花春町8-1
室町時代の領主・葦名盛久が霊泉の湧き出たこの地に別荘を建てたのがはじまりといわれている。保科氏が会津藩主となった時に保養所となった当地では、庭の一部で朝鮮人参をはじめとする薬草を栽培したため「御薬園」という呼び名で親しまれている。作庭家の目黒浄定を幕府から招いて庭園の形を整え、大名の私園として個性的な趣となっている。池の奥右手には雄滝、左に雌滝を落とし、石組も添景物も控え目に配して、簡素な中に温かさのある好感の持てる庭である。
▼重陽閣
▼御茶屋御殿
御茶屋御殿は江戸時代に建てられ、歴代藩主の別荘として使われました。明治時代には、 松平容保公の住まいとして2階建て部分が増築されました。
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