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2012年6月23日 9回目
今井家住宅(今井御小休本陣)
長野県岡谷市今井
中山道の塩尻峠東口に位置し,代々名主を務めた旧家。高島藩主の巡検や,参勤交代の際の休憩所として知られる。主屋は本屋の前面に式台玄関を備えた張出し部を設けた大規模かつ質の高い建築で,本屋,張出し部ともに切妻造,妻入りとする独特の形式を持つ。
旧今井家は、中山道塩尻峠の東の登り口にあって、古交通上の要衝で、江戸時代には、こゝに御小休本陣が設けられ、今にその旧観を残して居る。中山道は、江戸と京都を結ぶ裏街道として、江戸時代には、幕府の要人、尾張徳川家をはじめ、参勤交代の西国諸大名の人馬の往来も激しく、多くはこの家に御小休になった。文久元年十一月五日、皇女和宮が徳川将軍家に御降嫁の時、明治十三年六月二十四日、明治天皇が山梨、三重、京都方面巡幸の時御小休になられた。平成十一年七月十六日、「江戸時代の姿をほゞ継承して居る点が貴重である」として、主屋等十一件が国の登録有形文化財に指定された。
本文 cosmophantom
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