鹿児島県の洋館③
旧集成館機械工場(重要文化財・世界文化遺産)2016
鹿児島県鹿児島市吉野町
1863(文久3)年の薩英戦争で、薩摩藩は西洋の強力な軍事力を目の当たりにし、西洋の進んだ技術を積極的に取り入れようと考えるようになりました。斉彬が築いた集成館は薩英戦争で焼失しましたが、島津忠義によって復興が進められ、1865年に再建されました。この機械工場で使用された動力は蒸気機関によるもので、長崎製鉄所の特徴・技術を学び、主に洋式機械による金属加工、艦船・蒸気機関の修理、部品加工が行われました。
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鹿児島県教育会館
鹿児島県鹿児島市山下町
竣工: 1931年
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山形屋
鹿児島県鹿児島市金生町
山形屋の創業は1751年(宝暦元年)、百貨店化は明治時代中頃、近代的なデパート建築(清水組による施工)となったのは大正時代初期と古く、地方百貨店の先駆け的存在であり、神戸以西における百貨店第1号である。1999年復元
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南日本銀行本店(有形文化財)
鹿児島県鹿児島市山下町
昭和初期の建造物で有形文化財である本店は、建築学上、貴重な存在である。異なる建築様式の混合体であり、「近代から現代への過渡期の作品」と評される。と同時に、鹿児島市の目抜き通りにある立地も手伝って、ランドマークの役割も果たしている。鹿児島県技師三上昇氏の設計で1937年(昭和12年)5月、竣工した。鹿児島無尽の時代である。
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