花屋さんで秋の実ものとして売られていたローズヒップの実生株です。日本のものではないらしいのですが、どこの何かは見当もつきません。でも、日本でいえばノイバラの実のようにごくごくありふれた種類だと思います。地植えで咲き始めて4年目くらいです。
5月下旬から咲いていましたが、これは6月8日。
幹のトゲは、はじめのうちは細かいものが密生。その後、細く長いまっすぐなトゲに変わり、もっと上の方ではトゲはなくなります。赤茶色から褐色。
花は一日ほどで散ってしまいます。
がく筒は少し扁平。
ガクの外側には腺毛や綿毛が密生。
葉はやや厚みがあって、つるりとした印象でしたが、
よくよく見ると主脈の上には伏毛がありました。
地下茎で広がって、背丈は伸びません・・・日本のこんなササの中に植えられてびっくりしていることでしょう。いったいどこの出身なのか、想像して楽しんでいます。実の様子などのまとめはこちらをごらんください。
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おばちゃまはアルペン・スパイ (集英社文庫) |
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