大変立派な名前の松です。名前のように、松の中でも特別に長い葉で存在感があります。そのマツボックリも巨大。
左から、ダイオウショウ・テーダマツ・クロマツ、下の列左から、キタゴヨウマツ・ヒマラヤスギ。大きさをイメージするために並べてみました。
北アメリカ原産で、現地では40メートル(11階建てのビル)ほどにも育ちますが、日本ではそこまで大きくなりません。いけばなの材料として、特にお正月、長い松葉が使われます。若い木の葉は長く垂れ下がるようについて40から60センチになりますが、大きな木に育ってくると20から30センチになるようです。
大きく育ち、枝振りが散漫なので、庭木よりも公園や神社など広い場所に植えられることが多いと思います。木を見るよりも、切り花として近くで見た方が引き立ちます。